「おばさん!なんで、ダメって言われていることをやるの?」
弁当屋のおばさんは、コントロールするのは本当にむつかしい。
自由奔放な人が多いのか。
それとも、ただ不器用なだけなのか。
弁当屋に務めているおばさんたちを、操る術がないと下のようになる。
初石駅前の弁当屋のおばさんソフトクリームつくんの下手すぎるやろw pic.twitter.com/zzktT4qegv
— 魁 (@Daihukudesu8) May 28, 2016
小学生レベルのアイスクリームしか作れません(笑)
しかし、お弁当屋さんにとっておばさんの戦力がなければ絶対に成り立たない。
つまりは、おばさんを制する者はお弁当屋を制するという事です。
例えば、「女性的な感性で盛り付け一つ手を抜かない」「お客様が喜んでくれる接客をしてくれる」など、弁当屋の評判に直結する成果を上げてくれます。
ただ、おばさんをコントロールするだけでなく、会社の基盤となってくれる精神的支柱にもなってくれます。
今回の記事では、お弁当屋さんの「おばさん」を最大戦力化させる方法を、私の体験をもとに書いていきます。
目次
おばさんを「最大戦力化」させる方法
まず、おばさんを最大戦力化させる方法として、2つ方法があります。
一つ目は、弁当屋流、適材適所の方法
二つ目は、おばさんに弁当屋を好きになってもらう方法
弁当屋流、適材適所の方法
弁当屋は、調理、盛付け、弁当販売、事務、営業、洗浄、メニュー開発、などたくさんの配置箇所がある。
どの仕事も、4時間程度で終わる仕事ばかりなんです。
盛り付けにしたって、朝から晩までやるわけではないし、弁当販売も時間が限られている。
どの仕事もロングにすることは出来ない。
この「ロングにできない」を利用するわけです。
おばさんには、2通りの人間がいる
まず、おばさんには2通りの人間がいます。
それは、「仕事が出来る人」と「仕事が出来ない人」です。
特に、厨房での仕事の場合、向き不向きがハッキリと分かれます。
不向きのおばさんに、厨房の仕事をさせる事は酷なことです。
トロトロ仕事していたら「邪魔だ!」って職人さんに怒られるわけで、そこに配置する方が間違いというものです。
イジメの対象にもなりかねないので、弁当屋にとっても危険な状態と言えます。
適材適所
盛り付けが不向きな人に盛り付けをしてもらうのは、ハッキリ言ってかわいそうです。
個人の力を発揮してもらうにも、不向きな環境では発揮できるわけありません。
ですので、その部署が不向きは人には弁当屋の特徴を利用するわけです。
先ほども言ったように、弁当屋にはいろんな仕事があるわけで、配置換えをすることで、その人に向いた仕事をしてもらうわけです。
その人に合った仕事はあるはずですので、見極めて起用することで力を発揮してくれることは大いにあります。
私の弁当屋でも、盛付けをしていたおばさんが、本当に下手くそな盛付けしか出来なくて、配置換えを実施。
盛付け➔洗い場に変更してから力を発揮し、リーダーまでやることになりました。
人には向き不向きがあります。
弁当屋の場合、配置換えでコントロールが出来るのが強み。配置換えを正確にすることで、人を活かすこと人なります。
おばさんに弁当屋を好きになってもらう方法
おばさんが弁当屋を好きになってもらうと、どうなるか知っていますか?
弁当屋の仕事が生きがいになるんです。
しかも、手練れのおばさんが、この生きがいを手に入れた時、精神的支柱になります。
求心力に近いものを纏うので、こういうおばさんはリーダーになっていくでしょう。
そうなると、作業は円滑化して、効率は非常に上がるのはもちろん、厨房の場合、衛生管理の点でも誰よりも率先してやってくれるようになります。
ルールさえ整っていれば、食中毒の衛生管理は、ほぼ完ぺきにこなしてくれます。
弁当屋を好きになってもらう為の方法
おばさんに務めている弁当屋を好きになってもらうには、経営者側の徹底した会話とコミュニケーションでしょう。
もちろん、部署ごとのリーダが会話とコミュニケーションをとってもOKです。
大事なのは、会社側の会社を好きな人が、おばさんにアプローチをとり続けるという事です。
例えば、
おばさんが困っていたら、「話を聞く」
おばさんが怒っていたら、「気持ちを分かってあげる」
おばさんが疲れていたら、「休んでいいよと言ってあげる」
おばさんが間違ったら「褒めてあげる」
おばさんが帰る時は「ありがとねって言ってあげる」
おばさんが進んで仕事をやり始めたら「お願いねって任せる」
大事なのは相手の心を分かってあげる事です。
相手をわかった上で、自分がやってほしい仕事を伝えていくという方法が一番理解されやすいです。
そして、こちらが困ったとき、例えば人が休んで忙しい時などは、精神的支えとなり、率先して働いてくれます。
これこそ、最大戦力化と言えるでしょう。
「おばさん」取り扱いでの注意点
しかし、ここで注意する事があります。
おばさんが、パートリーダに選ばれると派閥を作る原因になります。
「なんで、あの人がパートリーダーなのよ」って言う人は必ず出てきます。
その場合、経営者側がキッチリと対処することが大事です。
その事については以下の記事で書いていますので参考にしてください。
おばさんの放置が一番いけない!
おばさんを放置するとは、話も聞いてあげない。会話もしない。コミュニケーションもとらない。
この様な状態が続くと、以下のようになるので気を付けてほしい。
近所のお弁当屋のおばさんが、休憩中?だと思うのですが、煙草を吸いながら足を組み、サンダルで素足の足の裏をボリボリ掻いている所を、 偶然自転車で通りかかった時に目撃してしまいました。
足の裏が、こちらに丸見えだったのですが、角質が分厚く黄白い色をしていました。
近所でたまに買いに行くお店だった事もあり、正直ショックでそこのお弁当を食べる気が失せてしまいました。
見るからに不潔そうな感じで、煙草の匂いやヤニのついた指や足の角質が爪に食い込んだ?など想像してしまったら、吐き気がしてしまいました。すごく有名なチェーン店のお店なので、マニュアルや接客に対してきちんとしているイメージがあったのですが‥
そのおばさんの生活もあるので、見なかった事にしてもう買いに行くのはやめようと思いました。
皆様でしたらクレームとして電話したりしますか?
いくら休憩中とはいえ、お店の横で‥そのおばさんの神経にも驚きました‥
Yahoo!知恵袋より
どんな人気店でも、こんなパートのおばさんがいる店では買いたくないです。
その為にも、おばさんを軽視してはいけない。
コミュニケーションを大事にして、おばさんとの絆を育てていきましょう。
まとめ
今回の記事では、お弁当屋のおばさんの最大戦力化させる方法を2つ紹介させていただきました。
一つ目は、弁当屋流、適材適所の方法
二つ目は、おばさんに弁当屋を好きになってもらう方法
もちろん、その他にも方法はあると思います。
徹底的な社内教育。
圧倒的な社長のリーダーシップ。
大事なのは、経営者側のパートさんへの扱い方です。
それによって、人の行動は絶対に変わってきます。
まず、人の話を聞くことがコミュニケーションで大事なことですので、ちゃんと聞いてあげましょう。