弁当屋を開業して苦戦する理由は、ターゲットの利用動機と自分の感覚のズレ。
最初に、自分の感覚を研ぎ澄まして、ターゲットに絶妙に合わせて開業することが大事です。
そう、この記事には、成功したいなら最初に弁当屋の業態を決めることが大事だよってことが書いてある!
あ、全部言っちゃった。
まぁ、弁当屋業態について気になる方は読んでみてください。
目次
弁当屋の業態とは?どんなものがあるの?
弁当屋の業態は、以下のものがある。(私が知ってるものだけ書いておきます)
・産業給食と呼ばれる業態
・店舗型(フランチャイズバージョン)
・店舗型(自立型)
・高級弁当の業態
・おせちの業態(一年に一回売るだけパターン)
・介護系の弁当業態
・医療系の弁当業態
・冷凍弁当の弁当業態
・フードデリバリー事業
などなど。
まず、業種が弁当屋でいいかを考える
弁当屋ブログで書くのもなんですが、本当にあなたがチャレンジしたい業種は弁当屋でいいですか?
飲食系なら他にも、いろいろあります。
儲かる飲食系とかも他にもあるのでよく考えてから決断しましょう。
ただ、一つ言えるのが弁当屋はどの町にも1件はあります。
食事を作るって言うのは「手間」が多くあり、時間に余裕がない人は出来ないという選択になる。
でも、食べないわけにはいかないから、お金で食事を買うという状況がどこの町でも生まれる。
なので、人がいるかぎり弁当屋は存続すると考えられます。
ただ、弁当屋が乱立するとお客様の奪い合いになるので注意が必要。
自分の町に弁当屋がどれだけ存在しているか、観察してみましょう。
業種を決めたら、自分の店のサービス業態を決める
業種を弁当屋と決めたら、自分の店のサービス形態を決めます。
業態とは、商品の提供方法や利用用途、価格帯などによる分類で、業態の選択はとっても大事。
声を大にして言いますが、ここで間違えると、苦戦しますよ。
弁当屋とひと口にいっても、「庶民的な、サラリーマンの為の弁当屋」から「一年に一回食べれるかどうかの高級弁当屋」などさまざまです。
また、それによって、平均客単価も、300円から1万円と幅があり、かなりの違いがあります。
お客様から見ても、お昼ご飯に使うお金は、1万使っても構わないっていう人もいるかと思います。300円以内っていう人ももちろんいます。
ほとんどの人は、利用動機に応じて使える予算をある程度決めていて、その予算内でどのみせでお金を落とすか選択しています。そういう意味では、業態は利用動機とも密接に関係している。
この点を、見落とし、業種を決めた段階で満足して肝心の業態の決定をおろそかにしたまま開業すると、ターゲットがぶれっぶれになり、お客様に来てもらえないお店ができあがってしまいます。
弁当屋を開業するときは、ターゲット層の利用動機をちゃんと考え、それに応じた業種・業態を検討してお店のコンセプトを決めていきましょう。
間違えてはだめなのが、あなたのやりたいことが売れるものとは限らないことを知ること
やりたいことがすべてうまくいくとは限らない。byなお
お客様の利用動機と業態がズレると、売れないという現象が生まれる。
もし、自分がやりたいことがハマらないときは、利用動機とマッチしていないと考えた方がいい。
お客様はそんなものを必要としてない。
では、こういうときはどうしたらいいのか。
それは、お客様に聞くこと。
ターゲットにしているお客様に「どういう商品なら買うのか」と。
で、自分がやりたいこととズレがあることに気が付くはず。修正修正で、マッチするお店作りをしていきましょう。
マネから始めるって言うのも上手な一手
ターゲットの利用動機が分からないっていう人は、人のまねをするといいよ。
上の方に最初に書いたけど、すでにこの世界に存在している弁当屋のマネから始めるっていう戦法。
出来れば、売れている店のマネが一番いい。
しかも、他の町にある弁当屋のマネなら最高だ。
マネが恥ずかしいって思うかもしれないけど、この世界はほぼマネだから、気にしなくていい。
マネすれば、ターゲットの利用動機とマッチさせることは可能だと私は思うよ。
サービスの業態を決めよう
ということで、今回の記事では、弁当屋サービス業態の決定について書いていきました。
業態を決めないまま、開業すると苦戦します。
ターゲットが、あなたが提供する素晴らしい弁当と出会うためにも、業態をしっかり決めて利用者様に合わせていきましょう。