東京オリンピックに向けて、だんだんと熱気が高まっている日本。
ビジネスチャンスと捉えている人も多く、弁当屋もビジネスチャンス!って言いたいところ で・す・が、外国の人に弁当が通用するか、ちょっと疑問です。
なんせ、海外の弁当事情は日本とは少し違います。日本人が食べている弁当が当たり前と思ってはいけません。
弁当という文化は、日本特有の文化であり、海外に出店した際には、「冷たい弁当は食べられない」と言われ、苦戦を強いられたという話もあります。要するに、まだまだ「弁当」への認知が足りないのです。
もしかしたら、弁当は売れないかもしれない。そんな不安もあります。
けど、そういう時こそチャンスです。弁当のすばらしさを世界に伝えるべき時は、東京オリンピックが最適です。「弁当が欲しい」と言わせるぐらいの、弁当を作り、世界に弁当のすばらしさをお伝えするべきなんです。
知らない人もいるかもしれませんが、「bento」という単語は世界で認識されつつある言葉です。海外でも、「べんとう」は「べんとう」なんです。
弁当は世界に通用する日本の文化。
是非とも、東京の人!誰でもいいので弁当を世界に広めてください。(遠方の私より)
この記事で分かる事
・器から日本の弁当を考える。
・弁当のアピールポイント!
目次
日本らしい器でアピール!おススメ器!
日本には素晴らしい弁当文化があり、それをより世界に広める為には、日本らしさが出ている弁当がいい。
幕ノ内弁当屋、釜弁もいいだろう。
しかし、私がどうしてもやってもらいたい弁当がある。
先ほども少し書いたが、私は遠方の為出来ない。だから誰かやってほしいのでここに書いておきますので、誰かアイディア拾ってください。
わっぱの弁当箱で綺麗に作って!
私が好きな弁当箱で「わっぱ」というものがある。
写真があるので、載せておこう。
これが「わっぱ」型の弁当箱です。
凄く良くないですか?綺麗だし、日本らしさが出ています。果たしてこの弁当が海外の人に受け入れられるか・・・。少しイノベーションが必要かもしれません。
例えば、海外の人でも受け入れやすい食材を使うとか、箸を使わずフォークにするとか、何かいいアイディアはないものかと考えてしまいます。
それにしても、このわっぱ。綺麗にできれば1000円ぐらいで販売できるんじゃないでしょうか。器が200円だとしても、材料原価200円で抑えれば合計400円、1000円で販売すれば、原価率40%です。
いや、売値が1500円でも、中身が整っていれば売れる可能性は大いにあります。
ネットでも見つけました。10個で2700円ほど。1個270円(税込み)の計算ですね!
使い捨てが出来るので、弁当販売にはもってこいの器です。うれしい事に楽天では販売個数が1個からでもOKなので、余分に買う必要がありません。
一度作ってみるのも面白い企画になると感じます。
「ひょうたん型の器」もいいかもしれない
こういうひょうたん型の弁当箱もあります。
ひょうたんと言えば、豊臣秀吉!戦国武将弁当として販売出来ます。
しかし、この器には問題があります。
楽天では、この記事を書いている現在、使い捨てのひょうたん型の器が販売されていないんです。
高い器はあるんですけどね・・・。1個3000円以上の・・・。高すぎw
写真のとおり私は、ひょうたん型の使い捨ての器で弁当を作っていたので、どこかにあるはずなのですが・・・見つけることが出来ませんでした。
しかし、探せばどこかに使い捨てのひょうたん型の弁当箱があるはずです。もし、この弁当箱を発見出来たら、きっと差別化はできるでしょう。理由は、ネットを探しても出てこないからです。
弁当のアピールポイントを考える
弁当のアピールポイントを探すと、次のようなことが考えられます。
日本の弁当のアピールポイント
・お米は冷めても美味しい
・綺麗に盛り付けされた弁当
・手の込んだ日本料理
日本のお米は、ジャポニカ米。炊くとふっくら、冷めても美味しいのが特徴です。
しかし、世界の80%を占めているのが、インディカ米です。パラパラとして、独特のにおいがあり、食べる時は香辛料を使い味を付けて食べるのが主流と言われています。
ですので、弁当にはインディカ米は不向き。ですので、日本のような冷めた弁当でもおいしく食べるという文化ではないと言えます。
よって、日本の米はおいしい!ということがアピールできます。
日本の弁当には、「美」が大切にされています。綺麗に盛付ける事への探求心は世界にはないものだと私は信じています。
色鮮やかに盛付けられた弁当を海外の方がどのような評価をして頂くか、楽しみなところはありますよね。
アピールポイントの最後は、手の込んだ日本料理のすばらしさを弁当に入れる事が出来るということです。
煮物に、和え物、焼き物、日本料理に欠かせない調理を、世界に知ってもらう最高のチャンスです。
日本料理は、世界にはない、きめ細かい技術を使って調理されています。これも「美」という日本人の感覚から出される文化の結晶と言えます。
日本文化を知ってもらう為、弁当を売ろう!
以上のように日本の弁当は、アピールするところが多いです。
特に、日本のお米は美味しいし、料理も綺麗。器だって個性がある。アピールポイントはたくさんあります。
それに、弁当を作ることによって、SNSの拡散も狙えます。今の時代は、情報社会。良い弁当は、情報が回るのが早いです。
もし、日本らしいオリンピック弁当が作れたら、きっと誰かがSNSでつぶやいてくれるはず。
その効果は、計り知れない。