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弁当屋LOVE
パートさんが弁当屋で働く理由を考察
60歳以上でも働ける職業
弁当屋の厨房は、年齢が長けている人が集まりやすい。
要するに、引退後の人たち。
一度、本職を引退した人たちが第二の職業として選ぶのが弁当屋っていう人が多い。
若い人なら、朝も早いし、立ち仕事だし、やりたがらない。
しかし、引退後の人たちは違う。
やはり、苦しい時代を生きてきた人たちだから、「朝が早い」とか「立ち仕事」とかは関係ない。
自分の能力で最大限の事が出来る仕事を探すようです。
それが、弁当屋だったっていう人が集まった結果、厨房は高齢者ばかりです(笑)
しかし、本当に頭が下がる思いになります。
自分が60歳になったときに、この仕事を自分からする意識になるのか・・・。
なってみないとわからないですが、一緒に仕事をしていて尊敬できます。
なので、募集をすると、60歳以上の人は集まりやすいと言えます。
しかも、時給は最低賃金でも働いてくれる。
それでも、60歳以上の人は喜んで働いてくれる!
毎朝喜んで出てきてくれるし、生きがいにしてくれる。
一緒に仕事をしていてこれがどんなけありがたい事か。
もちろん、みんな喜んで働いてくれるから会社が大好きになることが多いです。
女性の方が有利に働くのが弁当屋
弁当屋は女性にとって働きやすい職場と言えます。
弁当屋は、製造、販売(配送)、仕込み、洗い、と時間ごとに仕事内容が違います。
しかも、すべてが、4時間程度で終わってしまうものばかり。
なので、子育てが終わった人や、子育て中の主婦などが働きやすいと言えます。
しかも、盛付けも女性の方が手先が器用で綺麗にできるし、
配送も女性の方が安全運転をしてくれる。
仕込みも丁寧にやってくれるし、洗いも家庭でやっているからやり慣れている。
販売スタッフは、女性の方がお客様に受け入れやすいとも言えます。
笑顔で「いらっしゃいませ」と言われて嫌がるお客様はいないはず。
しかも、弁当を買うお客様の大半は、男性です。
なので、販売も女性の方が向いていると私は考えます。
私が(男性)販売するより、女性スタッフの方が販売力がありますからね。
女性の方が有利と言えます。
個人的センスがいる仕事なので、ハマると癖になる
弁当屋は、個人的なセンスが問われる職場であるとも言えます。
例えば、
盛付けを早く丁寧にきれいにしかも芸術的にできるセンス。
配送を誰よりも安全運転で弁当を冷静に配達でき、笑顔で接客できるセンス。
汚れものが落ちるように丁寧に洗う事を意識できるセンス。
どれにしても、女性向だ。
男性には出せないセンスっていうのもこの世にはあると思う。
そういうものを弁当屋は大事にしたい。
ハマると女性はだいたい辞めないので癖になるんだろうなぁって感じています。
それと、ここで私が一番言いたいのは、チラシを作るセンス。
このセンスを持ち合わせている人に出会えると仕事は増える。
チラシは、お客様に購買意欲を掻き立てるものであってほしい、と誰もが思う。
そして、そのチラシを見る人は、男性の方が多いと私は思っている。
理由は、男性が買うことが多いからです。
なので、男性に向けてチラシを書くなら、絶対に女性が書くべきだ。
男性が訴えても、男臭いなぁって終わる。
しかし、女性が書けば、女性の感性が入る。
これは絶対に男性にはわかる。
これが、見込み客を増やすコツです。
でも、チラシを作れる女性に出会える確率ってなかなかないですからね。
ちなみに私の場合は、パートさんに絵を書いてもらいました。
一番センスを感じた人にチラシを作ってもらうようにしたら、売上は増えました。
やっぱり、効果的なチラシは反響もデカいです。
こういう人を見つけるのは、仕事冥利とも言えます。
雇入れする方にしては、癖になります。
弁当屋素人でも働きやすい
弁当屋は、今まで培ってきた自分の能力が使いやすいので、働きやすい職場だと私は思います。
なので、素人大歓迎です。
盛付けにしても、配送にいしても、洗いにしても、営業にしても、基本は教えますが、そこからは誰もが自分の持っているものを使える職場。
笑顔一つでも、営業では役に立つ。
盛付けも、手先が器用なら役に立つ。
配送も、普段運転していれば道を知ってるので役に立つ。
誰もができる仕事でもあるし、自分の能力が使いやすいと言えます。
まとめ
以上のように、パートさんが弁当屋で働く理由を考察してみました。
書いてみると、やっぱり似た者同士が行き着くところは弁当屋だったっていう感じなのかなぁって改めて思いました。
みんな似たような人間が集まって、マンパワーで数をこなしていくのが弁当屋なんだなぁって再確認しました。