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【人間関係】弁当屋の給食調理員による「いじめ」の原因と対策!

いじめは絶対に良くない。

しかし、いじめが怒るのは何故だろうか?

弁当屋でも「いじめ」の問題には頭を悩まされた。

次から次へと標的が変わり、会社の中は暗ーい雰囲気に。

理由を考察すると、給食調理員特有の「いじめ」に繋がってしまう「問題点」が見えてきました。

今回の記事では、給食調理員のいじめについて、問題点をピックアップして改善につながるヒントを書きたいと思います。

いじめ問題に悩んでいる、そこのあなた!

私が目にした「いじめ」問題

まず、私が目にした「いじめ」問題を書くことにします。

弁当屋の給食調理員の数は、ものすごく大勢で弁当を作る。

それこそ20人、30人と人がいるわけです。

弁当というのは、大勢で盛付けをしないと仕事が進まないからで、大勢でやって初めて流れ作業で弁当を作るわけですが、これが問題なんです。

人がこれだけ集まると、「派閥」が出来るんです。

そしてリーダー的存在も出てくるんです。

経営者側は任命したわけでもなく、勝手にです。

しかも、立場としては「パートのおばちゃん」です。

これがものすごくたちが悪くて。

例えば、盛付けを作業が上手に盛付けられないと「なんでそんなこともできないの?」「早くやりなさいよ」と罵倒するわけです。

その頃の私は、まだ入社したばかりで何が起こっているのか最初理解が出来ませんでしたが、徐々に理解できてくるんですよね。

「これはいじめだ」って。

派閥同士の小競り合いも頻度が高かったです、毎日やっていたと思います。

「私はやりたくない」とか「そっちがやってよ」とか。

そっちとか、あっちとかパートさんが決める事ではないのに。

それに、会社が終わってからも、その怒りは収まらないで、派閥ごとにコーヒー屋さんにお茶をしながら愚痴の言い合い。

腐った人間とはこのことだなぁってその時は感じましたが、今思えばいじめを作っていたのも、会社だったんですよね。

これではいけないと、私も奔走しました。

お互いのリーダー的存在の人に話を聞いて、問題を見つけることにしたんです。

そこで感じたのが、弁当屋の環境が派閥を生んでいることです。

このことは後で下で話しますのでここまでにしておきますが、原因に気が付いたおかげで対策を打つことが出来ました。

「いじめ」に対するコンプライアンスを整備。

会社の環境改善を行い、目に見える「いじめ」はなくなりました。

くすぶっているところはあるとは思いますが、会社からの厳しい指導があるので「いじめ」と認識される行動はできないようになりました。

もちろん、パートさんの不満や想いを聞いてあげることも大事なので、コミュニケーションを大事にする職場を目指しています。

まずは、私の話でした。

新しい人はドンドン辞めていく

それと「いじめ」問題には、もう一つ大きな問題を抱えることになる。

それは、新規で雇った人が辞めるという現象が出てくる。

雇っても直ぐに辞めて定着しない。

それは、その環境が嫌だから留まりたくないという事でしょう。

そりゃ、そうですよね。

目の前で罵倒されている人見て「次は私かな」って思うのは普通の考え。

そうなっては、定着する職場には程遠くなりますので気を付けた方がいい。

給食調理員の職場の問題点

給食調理員のいじめの原因になる要素が、弁当屋には詰まっていました。

以下が原因になる要因。

いじめの原因となる要素
  • 組織図
  • 栄養士
  • 閉鎖空間
  • 女性の職場
  • 能力差

 栄養士が職場を悪くする

弁当屋の場合、栄養士の立場は特別だ。

献立を立てる事も出来るし、仕入れをすることが出来る。

要するに、会社の財布を握っているわけです。

組織図を見てみると栄養士は、調理場のリーダーと同じ立場。

しかし、実際は違う。

社長の次に権限があると言ってもいい。

財布を持っている分、かなりパワーは強い。

その栄養士が公平に給食調理員に対して接することが出来るかどうかが大事なんです。

もし、この栄養士が「いじめを助長するような人」だった場合、職場は大変なことになるでしょう。

実際に私の会社は「栄養士がいじめの原因」でした。

あの人の言うことを聞かないと、この会社ではいじめられる。

そう。パートのいじめは表面上で、本当は栄養士がいじめを助長していたんです。

しかも、給食調理員というのは個々の基礎能力が大事で、基礎能力が高い人が発言力が大きいという風習が出てくる。

これは、職人気質と言ってもいいが、パートは職人ではない。

ただ少し能力が高いパートナだけだ。

栄養士は、基本能力が高い人を重宝する傾向があって、能力が高い人に仕事を頼むことが多くなる。

そうなると、また派閥同士が小競り合いをし始めるんです。

「栄養士の言うことを聞かない」

「あの時、栄養士はああいっていた」

調理場のすべては栄養士の言葉で右往左往して「いじめ」に発展していたんです。

しかも、給食調理員という枠組みで考えるとかなりの閉鎖空間。

外に漏れにくい状態で、発見が遅れたのも悪かった。

しかし、原因が分かれば問題解決は早かったです。

調理場のマネージャーがダメだと「いじめ」はなくならない

ここでもう一つ。

栄養士と同じ立場の調理場のリーダー的存在のマネージャーがダメだと、調理場は混乱する。

給食調理員の指導は、調理場のリーダーであるマネージャーがするべきことです。

しかし、指導する力がないマネージャーでは、栄養士の力に飲まれてしまう。

先ほども言った通り、栄養士は会社の財布を持っているわけで、立場的に強くなってしまう。

それを、きちんと同じ立場でものを言える調理場のマネージャーが必要なんです。

私の会社でも、マネージャーの力が弱かった(何も言わない人)ので、給食調理員のいじめがひどくなったと感じています。

もし、マネージャーの立場の人が、いじめをしていた場合、最悪です。

いじめ問題点の解決方法

いじめ問題を解決する具体的な方法は、

  • 人事異動
  • コンプライアンスの整備
  • コミュニケーションをとる

です。

人事異動は、栄養士と調理場のマネージャーです。

いじめを助長する栄養士は、頭を冷やしてもらうために降格。

調理場のマネージャーは、話を聞くタイプできちんと発言できる人間にチェンジ。

それと同時に、コンプライアンスの整備をしました。

ハッキリした線を引いたわけです。これをしたら、ダメですよって。

もちろん、違反した人はきっちりと話をしたうえで、対処していきました。

そして、会社内のコミュニケーションを増やす為にイベントを増やしました。

特に、会社とマネージャー以上の人とお話する機会を増やしていきました。

これにより、「会社は私の話を聞いてくれる」という意識に変わったと思います。

これによって、調理場の閉鎖空間に穴を空けた結果になりました。

要するに、会社が変わったんです。

その為に、いじめをなくしたい人たちが奔走したのは言うまでもありません。

それだけ、「いじめがある環境が嫌だ」と思ってくれた人が多かったという事です。

まとめ

今回の記事では、給食調理員のいじめについて話していきました。

給食調理員だけでなく、調理の現場はこういう「いじめ」に近いものがある場合が多いと思います。

その場合、対処するには会社が動くことが一番大事と私は思います。

会社が動かないでいい環境なんて出来るわけがない。という事は、経営者の考えをたださない限り、いい職場には絶対にならない。

いじめ=経営者の考え

という事にもなりかねないので、経営者の皆さんは環境整備をちゃんとしましょう。

パートのみなさんへ

もし、今いじめで悩んでいたら、会社の信頼できる社員さんに相談しましょう。

一人ではダメですよ。

パートさん一人で解決しようとしても、なかなか解決できる問題ではありません。

もし、会社も動いてくれない場合は、その職場はやめた方がいい。

きっと、いじめが普通の環境になっている。

会社自体に問題があるわけです。

そんな会社に貢献する意味はあまりない気がします。

サクッと辞めて次の職場を見つけましょう。

経営者のみなさんへ

この記事を経営者の人が見ていて、職場にいじめがあるなら改善してあげてほしい。

改善できるのは経営者側でしかないので。

その理由は、上記でも書いたが原因は経営者です。

というか、会社で起こるすべての原因は経営者です。

大きな問題になる前に、解決するべきです。

理由は、労働基準局に相談されたら問題が大きくなるからです。

最近はパワハラ、モラハラ、マタハラなんでも訴えられます。

そうなると賠償は大きいし、会社の責任も大きいです。

コンプライアンスの整備は急務と言えるでしょう。

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