居酒屋さんが弁当販売して実際に起きたミスって知りたくないですか?
ぜひ、紹介する注意点を参考してほしい!知らなければ、同じ過ちを繰り返すだけなので、たぶん同じところでミスをします。そんなの、嫌ですよね?
今回の記事は有益な情報ですが、たぶんGoogleを検索しても出てこないような内容です。
居酒屋を経営されている方がTwitterで情報発信をしてくれています。本当に貴重なツイートなので私は忘れる事が出来ませんでした。
居酒屋がお弁当販売する際の注意点
・お弁当パックや袋は余裕みて
多めに在庫
・予約台帳はわかりやすく
・お米も多めに炊く
・醤油、ソースなど入れ忘れ注意
・配達時間は時間の幅を貰う
・電話に出る人はなるべく統一弊社は混み始めました
上記は現場で実際におきたミスですご参考になれば😁
— 後藤田勇人【飲食店5店舗経営】 (@h__gotouda) April 22, 2020
今回の記事では、居酒屋さんが弁当販売するときの実際に起きたミスで分かった注意点について解説していきます。
最後まで読んでね!
目次
居酒屋さんがお弁当を販売する時って?
現在、記事を書いているのは2020年4月28日。新型コロナウイルスの影響で、飲食店など多くのお店が営業自粛を求められている。そんな中、テイクアウトやデリバリーという新境地を開いた飲食店経営者も多いと思います。
試行錯誤をしながら、居酒屋さんが弁当販売をするところも多いと思います。その時に、
何に気を付けた方がいいの?
っていう、疑問に対して記事を残しておきたかった。
これからの時代、新型コロナウイルスの影響でテイクアウトやデリバリーが流行すると考えています。それは、新型コロナの影響で生き残る可能性をテイクアウトとデリバリーが示しているからです。
・飲食店のように、椅子の数と回転数で売上に影響を受けない
・弁当の予約をもらうことで、コストダウンが出来る
・飲食店と同じ材料を使えるので、やっぱりコストダウン!
など、テイクアウトとデリバリーにはメリットが多い。
今後、2021年は弁当屋の競合がコンビニ弁当から居酒屋さんの弁当に代わる時代が来るかもしれませんね。
その時の為にも、必ずミスが付いて回りますので、一つでも注意点を知っておきたいものです。事前に対処ができると思いますので、現場の生の声を聞いて対処法を知ることはものすごく大事です。
これが注意点!実際に起きた事例で説明!
これが、実際に起きたミスとしてツイートしてくれた内容です。私も経験があるので、「これわかるわー」って思う内容のツイートですので解説もしやすいです。
・お弁当パックや袋は余裕みて 多めに在庫
・予約台帳はわかりやすく
・お米も多めに炊く
・醤油、ソースなど入れ忘れ注意
・配達時間は時間の幅を貰う
・電話に出る人はなるべく統一
お弁当パックや袋は余裕みて多めに在庫
お弁当を作ろうとしたときに、お弁当パックがなくなったらどうなると思いますか?
売上が0円になります。
弁当パックがあるという事は、弁当販売の前提条件!なくなると言う状況は、売上の上限が決まってしまいます。
でも、あるんですよ。パックがなくなるって。
嘘だーって思うかもしれませんが、あるんです。私の場合は、弁当パックを箱買いしていました。「たぶんあるだろ」ッとか思っていると、作る時になくて、朝の4時ごろに市場に買いに言った覚えがあります。しかも、数回。
居酒屋さんが弁当を販売した場合、売れ過ぎて器がなくなった!っていう事が考えられます。少なくとも、3日分の器はストックしておきたいです。
前日の器屋さんが空いている間に、在庫チェックは必須ですね!
予約台帳はわかりやすく
予約台帳は分かりやすく作りたいものです。最悪お客様の所で平謝りしないといけないことになるかもしれません。もし、予約台帳が複雑になっていて、弁当が届かないという事態があったら、お客様は激怒コースです。
ですので、誰が見ても見やすくて、わかりやすい形式にしてあげるといいです。
デリバリーの場合は、以下の情報は欲しいです。
・お客様の名前(担当者の名前)
・お客様の住所
・電話番号
・数
・弁当の種類と金額
・売上金額
・売上回収方法(現金、掛け)
経験上電話番号は必ず聞いた方がいいです。
新規のお客様ほど、どこにいるかわからないので(笑)
テイクアウトの場合はコレ!
・お客様の名前
・電話番号
・数
・弁当の種類と金額
・合計金額
テイクアウトの場合は、すべて現金売上がいいですね!現金売上は大事!
お米も多めに炊く
お米はすぐには炊けません。1時間はかかります。
もし、炊いている最中にお客様が来られたら、「今炊いてます」って言うか、「お米無しでもいいですか?」って言うしかない。そこで、試合終了です。安西先生が諦めたらそこで終了と言っても、試合終了です。お客様は他に行ってしまいます。
弁当パックと同じで、ご飯があることは絶対条件です!
お米がない!という事態を防ぐためには、販売する数を決めておくことは大事ですが、予想以上にお客様が来てしまうことも多々あるでしょう。
ですので、そういう場合は1時間前予測しながら炊いていきます。「お、今日はお客様が多そうだから、もう少し炊くか」って。
でも、無駄になるかもしれない。けど、極力無駄をなくす努力は出来ます。
業務用の大きな炊飯器で5kg炊くと、11kgになります。一人前250gだとした場合、44人分です。お米は炊くと2.2倍ぐらいに膨らみます。3kgなら6.6kg、26人前です。事前に、使っている炊飯器の容量でどれぐらいが炊けるかを知るべきですし、弁当の中に入れ込むご飯の量は一定数量を決める事が大事です。そうすることによって、ある程度無駄はなくなります。
でも、居酒屋さんの場合、余ったら、おにぎりで出してしまえば、売れるかもしれません。おにぎりだけで商売しているところはたくさんあるので、もしかしたら新しい販路が広がるかもしれませんね。
新型コロナウイルスのおかげで、新しい商売がきっと増える気がする。
醤油、ソースなど入れ忘れ注意
醤油、ソースの入れ忘れはありますね。私もあります。コロッケとかソースがないとお客様は「ソース入ってないんだけど」ってなります。そして、もう買ってもらえないかもしれない。嫌ですよね。
極力なくす方法は、弁当箱の中に入れ込んでしまうのが、一番目視で確認できます。
もし、レジなどで弁当袋と一緒に入れていると、目視はレジ係一人です。弁当箱の中なら、数人で確認できます。
でも、これは本当に目視で注意するしかないですね。
注意あるのみ!
配達時間は時間の幅を貰う
配達時間の幅は多ければ多い方がいいですね。
9時から12時の間って言うのが販売側は嬉しいですが、お客様も3時間も幅があると「いつくるんだろう」って心配をします。
そもそも論なんですが、弁当は宅急便ではない。
ランチを届けているのに昼過ぎに配達したら売上は0円です。弁当配達は時間の縛りが多いので究極の配達能力が必要です。まぁお客様は知らないでしょうけど。
では、どうしたらいいのか。
私が考えた方法は、2つあります。
・配達コースを決める。
・配達地域を絞る。
・配達コースを決める
配達コースを決めることによって、同じ時間に同じように配達することが可能となります。しかし、いくつか条件があります。
・毎日注文をもらう。
・それなりの数を注文してもらう。
配達コースというと車を使うことが予測されますが、車を使うとそれだけ経費が必要になる為、余計に弁当を販売しないといけなくなるので、数が必要となります。しかし、コースを決めることにより、時間は安定します。
・配達地域を絞る
配達地域を絞ることで、ピストン輸送が可能となります。キッチンの人間も配達可能となり、みんなで注文を受けて弁当を作りみんなで配達!ってことになるわけです。
大事なのが、30分で行って帰ってこれる距離を知る事です。
車で運ぶ弁当屋の場合、配送開始場所から1時間でどこまで行けるかを予測して配送コースを考えます。
小回りの場合、30分でいいと思います。30分で行って帰ってこれるなら、ある程度時間を絞ることが可能となります。
電話に出る人はなるべく統一
注文をもらうのに、電話の受け手は大事です。
もし、受け手が違うと混乱を起こし、自分の首を自分で絞めることになります。
マニュアルがあればいいとは思うんですが、始めたばかりだとマニュアルなんかあるわけないです。ですので、一番いいのが「電話に出る人を統一」なんです。
統一することによって、まず、電話に出る人のスキルが向上していきます。そして、一人を電話教育する事により、電話対応も良くなっていきます。バラバラに教えると、バラバラな感じの電話対応となっていきます。まず、最初に一人を育てて、その人が教育係となって他の人にも教え込んでいく。そんなスタイルが一番いいような気がします。
ハッキリ言えるのが、電話の受け手が変わることによって、現場は混乱することは間違いないです。何とも言えない混乱です。どの弁当を何個作ればいいのかさえ分からない状況も出来てくるかもしれません。本当に怖いですよ。
マニュアルの話も出たので、少しだけ。
もし、マニュアルを作るなら、マニュアルを作るコストを考えましょう。マニュアル作って1人しか見なかったら、自分で教えた方が早いです。会社のルールは3年ぐらい経ったら結構変わりますよね。3年間マニュアルを使うとして、そのマニュアルを何人の人が見るでしょうか。10人ですか?20人ですか?それとも、1人?
マニュアルを作るにも時間は必要です。マニュアルの量が多くなれば、コストは増えます。
マニュアルを作る時間
1ページ×3時間×3000円(社員)=9000円。もし、10ページだったら9万円です。
マニュアルの内容を教育をする人が口頭で教えると、
10ページ×3時間×3000円=9000円
ということは、10人にマニュアルで教えれたら、コストを返せるかなぁって考えるわけです。
居酒屋さんの弁当を食べてみたい!
それにしても、居酒屋さんのお弁当は食べてみたいですね!
本当に興味があります!
GW特別メニュー
一週間限定で始めてみます。GWを家で過ごすけど
美味しいもの食べたい需要を
狙ってます。高単価弁当です。うちの料理長は
コンクールの和食部門で賞を取ってる
のでこれ系得意なんです。こういった工夫が
どんな結果になるか…また結果報告します。
※商品PRではありません。 pic.twitter.com/bJ1GZLX7I5
— 後藤田勇人【飲食店5店舗経営】 (@h__gotouda) April 24, 2020
弁当屋さんとは違う弁当が出来上がると思う。感覚とか意識が全く違う分野なので、新しい弁当の戦いが始まる予感もしますね!
ぜひ、お弁当を働くサラリーマンに食べさせてガッツリ儲けていきましょう!