1日にどれぐらい弁当が売れたら儲けれるのか?っていうのは弁当を売ってみたいと思う人には当然の疑問だと思います。
基礎の構造とかはやっぱり知って経営のデザインをしていかないとと思うので、参考記事として書いていきます。
ただ、本当に参考だけにしてほしい。経営はその人の考え方次第でかなり変わってくるので。
あと、一番最小のミニマム弁当屋についても書いていきます。
何かの参考になればと思います。
【質問に答える】弁当屋は1日どれぐらい売ったら儲けなのか
結論から言いますと、500円で100食ぐらい売れたら儲けれます。
ロスも出さずに上手にできたら、儲けはその5%~10%ぐらいです。ということは、最大で1日/5,000円の儲けとなります。
25日間ぐらい営業すれば、25日×5,000円ぐらいなので15万円儲かる商売となります。
ただ、この計算はあくまで、弁当が売れる人に限りますので、注意してください。
普通のおっさんがいきなり弁当屋をやっても、たぶん売れません。
ある程度の知識は必要な商売です。
それと、上記で書いた「500円で100食売れたら儲けれます」という根拠は以下の計算です。
売上 | 1,250,000 |
仕入(売上の45%) | 562,500 |
営業利益 | 687,500 |
人件費 | 322,500 |
法定福利費 | 50,000 |
地代家賃 | 100,000 |
通信費 | 5,000 |
水道代 | 50,000 |
雑費 | 10,000 |
経常利益 | 150,000 |
材料費は、売上の40-45%が目安です。フランチャイズとかだと、50-55%とかに上がります。
人件費は、ピーク時にパートさん雇って自分の給料を払って感じですね。
この他にも、融資を受けている場合は、この中から利子として返済しないといけませんし、消費税やらなんやらで払うものもはあります。
減価償却費が入ってないし。本当に、参考程度です。デザインしただけです。
家賃ももっと安いところあるだろうし。雑費1万でなにすんねんって話だし。
なので、本気で予測するなら自分でひねり出してくださいね。
というか、この損益計算は弁当屋によって違うので、参考値として考えてほしいです。
弁当屋の儲けは店によって違う理由
弁当屋の儲けが店によって違う理由は、違うコンテンツだからです。
違うコンテンツによって儲けが違いが出てくるのは、内容や中身が違う構成になるので儲けも違ってくる。
もし、弁当屋の仕入が「自分で魚釣って、弁当に入れたら売れましたー」ってなったら、仕入0円です。
逆に、高いキャビアとかを弁当に入れて、「ものを安く売るんだぁ」ってなったら儲けは0円です。
すべては、経営者の考え方によって儲けは変わってきます。
なので、弁当屋の業界は日本全国見ると「え、マジでそんなことしてるの?すげー」っていう発見がいろいろあります。
独自のルートを見つけられる人が、儲けられる世界だなぁって見ていて思います。
弁当屋が1日に儲ける為の最小規模とは?【ミニマム思考】
弁当屋の最小規模は、たぶんですが「女子社員による弁当作り」が一番ミニマムじゃないかと思ってます。
勤め先の社員の弁当を食題材をもらって作ってあげるみたいなのです。
これは、あくまで非合法というか、弁当屋という規模ではないですが、弁当というコンテンツでは最小だと思ってます。
あくまで、弁当を作ってきてあげた的な。
こういう風に儲けてる女子はいるかと思います。本業のかたわらやるって言う感じですね。
でも、あんまり規模を大きくすると非合法ですので、食中毒とかが発生するので気を付けてないといけないです。
もしもの時は刑事罰もあるかと思いますので。
ただ、弁当を何かのついでに売るって言うのは、アリだと思うんです。
やってもいいのか不安な場合は最寄りの保健所に聞いてみましょう。答えが出るかと思います。
弁当屋をデザインしよう
ということで、今回の記事では弁当屋の1日の儲けはどれぐらいという題で書いていきました。
一例として考えてほしいと切に願うのは、やはり個々で経営者の考えは違うので、経営の構造とか売るものとか変わってくるので、儲けは変わってくるかと思います。
ただ、一つ言えるのは、売れれば儲かるし、売れなければ儲けれないという商売ではないということです。
ロスを無くし、仕入のパーセンテージを考えて、売れるものを適切に売ってく技術と感覚が必要なのが弁当屋の経営です。
なので、弁当屋をデザインする時は、あらゆる視点から考察することが大事です。