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【飲食店向け】デリバリーの方法を配達専門弁当屋が発信します!

新型コロナウイルスが猛威を振るっている中、飲食店は営業自粛を求められる事態になっている。

売上は、0円。このままでは固定費は払えない。

切迫している状況だと思います。

こんな未曽有の状況だから、飲食店の人たちはデリバリーをしてほしい。

デリバリーの情報を持っている、@なおが情報を提供します。

飲食店営業許可証を持っている「今現在」動けるキッチンを持っている飲食店はデリバリーで動くべきだと私は思います。

この記事に書いてあること
・飲食店のデリバリーの方法
・デリバリーで用意するもの
・デリバリーの考え方配達の考え方
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飲食店のデリバリーは積上げが大事

飲食店が、デリバリーをするにあたって大事になってくるのが、毎日の積み上げる売上高です。

毎日同じお客様が同じように買ってくれることを想定しないと、毎日お客様を探さないといけない。

だから、お客様が明日も買うことを想定した献立が必要になってきます。

デリバリーの試算をして未来を予測しよう!

まずは、計算をしましょう!

料理をいくらで販売して、いくら儲かるかという計算です。

例えば

600円で販売して、100個販売したら600円×100個=6万です。

倍になったら、12万。

どこまで売れば、採算が合うのかを計算していきます。

値段 個数 売上高 材料費 包材費 製造人件費 配達人件費 粗利
4月1日 600 20 12000 4200 3000 5000 5000 -5200
4月2日 600 30 18000 6300 3000 5000 5000 -1300
4月3日 600 40 24000 8400 3000 5000 5000 2600
4月4日 600 50 30000 10500 3000 5000 5000 6500
4月5日 600 60 36000 12600 3000 10000 10000 400
4月6日 600 70 42000 14700 3000 10000 10000 4300
4月7日 600 100 60000 21000 3000 10000 10000 16000

上記の表は、日ごとの日替わり弁当を採算表にしたものです。

日替わり弁当1個で勝負する採算表なので値段も一定です。

上記のように計算すればわかりやすいですよね。

人件費も、製造と配達で分けてみました。

ここでコントロールすれば、必要な人員の時間数が分かります。

ちなみに、粗利の合計で、固定費が払えればOKで、黒字に転換できます。

他にも弁当を作る為の変動費があるなら足すべきです。

例えば、お箸や袋なども細かく計算するともっと正確な読みが出来ます。

人件費も、どこまでかけれるかが計算できるので、最初の試算は大事です。

速攻で献立の作り方を作るなら、得意料理を並べよう!

「えー献立考えるのー」って思うかもしれないですね。

献立を考えるのは苦痛を伴います。激しく頭を使うので疲れるし、時間もかかる。

しかし、献立は難しく考える事はないと思います。

まず、1週間分考えて、文字にする。

それが、出来たら次の1週間分を考えて文字にする。

自分の得意とする料理でいいと思います。

自分の店の関連した料理でもいいですし、お客様が毎日違うものが食べられればOKです。

献立を文字にしたら、次は器を買いに行きます。

デリバリー用の器を選ぼう!

デリバリー用の器を選ぶときに大事なことが2つあります。

・「適正な値段」と「ロット」の使い捨ての器を選ぶ

・透明の蓋を選ぶ

この2点です。(厳密に言うと他にもありますが)

使い捨ての器には、値段が高い物から安いものまでいろいろありますし、ロットも多い物から少ないものまであります。

器選びを失敗すると、使い切れずに余ってしまってロスにつながる可能性があるので注意が必要です。

ロットが少ないものだと50枚単位ぐらいで変えるので、ロスをしても損害は少ないです。

東名の蓋を選ぶ理由は、食品表示などの関係性があるので、後々面倒に巻き込まれない為の布石です。

まぁ、透明の蓋じゃなくても大丈夫かもしれませんが、下の記事に表示については書いてありますので読んでください。

手書きでいい!チラシを速攻で作れ!

そして、チラシです。

ここで、大事なのがチラシに何を書くかです。

以下が、書いてほしい内容です。

・店の名前(目立たせる)

・献立(1週間分、こんな感じでやっていきます的なアバウトでいい。)

・注文方法(電話かける、FAX受ける、定期注文)

・住所(住所は載せますが、近場の配達先を見つけよう)

・電話番号(電話番号は携帯でOK)

・FAX番号(注文は9時までなど時間指定を入れる)

この辺りで十分です。

本当は写真があったらより伝わりやすいですが、速攻で作るなら必要なしです。

まずは、注文を10食でも20食でも仕事をもらうことから始めましょう。

こういう時に便利なのが、「お願いする力」。

チラシを作ったら、速攻で人がいるところを探そう!

人のいるところや、食事を必要としている人を探す能力は人によって違います。

ですので、ここにヒントを書いておきます。

食事に困っている人は、たくさんいると思いますが、飲食店の人がデリバリーをするにあたって、営業活動が一番苦労するところかもしれません。

理由は、店舗の人は基本「待ち」です。

デリバリーの基本は「獲得」です。

基本体形が違うので、試される所だと思います。

こういう時に、常連のお客様などがいると、紹介という手もつかえるんですけどね。

たまにいるんですよ、紹介からものすごく注文を取ってくる人。

飲食店がデリバリーをするにあたって用意するもの

デリバリーをするにあたって用意するものは、上記に重複してしまうが書いていきます。

・献立

・使い捨ての器とレジ袋など

・使い捨ての箸やスプーン

・チラシ

・電話

・車か自転車

・顧客ごとの個数管理表

・釣り銭

では、説明していない所を言いますね!

車か自転車で行動範囲を増やせ!

機動力は大事です。

ただ、遠くのお客様に利益は少なくなるので、近場のお客様を選んだ方がいいですね。

特に、街中にある店舗の場合は、歩いて配達でもいいぐらいです。

行動範囲は、歩きなら広くて500m。

車があるなら、5kmです。

ちなみに、配達専門の弁当屋は10kmが行動範囲です。

ただ、今回のような新型コロナの影響をかわす為にデリバリーをやる場合は、コストを掛けたくない。

だから、今持っている車や自転車などを使って配達すればいいと思います。

よって、行動範囲は狭くする必要があるわけで、お客様も自然と選ばないといけません。

とりあえず配達個数は目指せ、100食です。

配達理論があるんですが、ここでは書ききれないので、記事

お金は本当は現金がいいが、忙しくなると掛けになる

本来なら、現金収入が一番安心できるし嬉しいです。

現金取引の場合、釣り銭が必要になるので用意しておきましょう。

初期の段階は現金取引でOKだと思います。

ただ、注文数が100食ぐらい多くなってくると、お金のやり取りしている時間が無くなってきます。

そうなると、掛売になり、顧客ごとの個数管理表が必要になってきます。

名前 4月1日 4月2日 4月3日 4月4日 4月5日 4月6日 4月7日 4月8日
河村商事 3 5 4 3 5 4 5 1
澤田商事 2 2 2 2 2 2 2 2
カイサン 5 5 5 5 5 5 5 5
神尾産業 10 10 10 10 10 10 10 9
小野田鉄工所 6 5 6 3 6 2 6 3
はるみガス(株) 15 15 15 15 15 15 15 15

顧客ごとの個数管理表ですね。

掛売にする場合、事前にお客様のことも聞いておきましょう。

会社ごとの注文なら、会社名、担当者名、請求日、お支払日。

これぐらいは必要です。

飲食店はデリバリーが救う!

はい、今回はデリバリーのやり方をズラッと思いつくままに書いていきました。

わからない所があったら、問い合わせで来てください。

私も書いていて抜けているかもしれないので。

ただ、今回の未曽有の出来事は、デリバリーがキーワードになってくると私は思います。

チャレンジしてもいいのでは、と感じます。

それに、飲食店の強みは

キッチンがある所です

普通の人は作りたくても営業許可証がないんです。

出来る事があるのなら、やるべきだと私は思います。

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