目次
弁当屋では必需品
ご飯盛付け機
ご飯盛付け機とは?
ご飯盛付け機とは、その名の通り、ご飯を盛り付ける機械です。
お弁当屋さんは必需品です。
一度使ってしまったら、手放せない優れものです。
扱っているメーカーは、結構あります。
などなど
YouTubeも発見しました。
こんなような機械です。
従業員さんが、ほとんど移動していないことが分かります。
人が楽な上に、スピードも圧倒的に早いです。
利点
見ての通り、早い。
そして、人間が楽。
作業性が効率的。
5000食でも楽勝でやれる。
欠点
大きな機械を置く場所がいる。
ご飯を炊く連続炊飯器が必要。連続で炊飯されないと空いた時間ができる。
ご飯盛付け機の値段は高い。
ご飯盛付け機は、1分間にどれだけ盛付けられる?
上のYouTubeのマシーンだと、1分間に50個ぐらい盛付けできているでしょう。
ものすごく効率的だと思いませんか?
だって、人の手でやったら1分間に5個ぐらいしかできないと思います。
それが、1分間に50個ですよ。
単純計算で10倍の速さです。
しかも、グラム数は一定。
盛付けのむらもできない。
ということは、1時間で・・・3000食!!
炊いたお米で、600㎏以上。
炊くのも大変だけど、盛付けが早いからできてしまいます。
お弁当屋は、お昼までが勝負です。
しかも、食べ物ですから、前日に作っておいておくわけにはいかない。
炊いたその日に盛り付ける必要があります。
スピードが求められるので、これぐらいの速さは欲しいものです。
ご飯盛付け機は、洗浄は大変?
洗浄は、結構簡単。
機械を分解して、シャフトやご飯投入口、盛付けシリンダーを洗って、食品用のマシーン油を使って終わりです。
洗う相手が、お米ですので、脂っこくないし、すぐに洗えてしまいます。
なので、洗浄は簡単だと言えます。
ご飯盛付け機のメンテナンス
メンテナンスが大事な箇所は、エアーシリンダー。
お米を押し出したり、カットしたりするのに機械に組み込まれています。
下は、エアーシリンダーが簡単に説明されています。
これが、すぐに壊れます。
機械屋さんに言わせると、弁当屋さんは使う回数が半端ないから、すぐに交換した方がいいよって。
要するに、使用頻度があるものらしいです。
ですので、油を塗ってあげてメンテナンスが毎日必要です。
ご飯盛付け機のコンプレッサーについて
ご飯盛付け機は、エアーコンプレッサーで動いています。
お米を押し出したり、カットしたり。
なので、エアーコンプレッサーの使用頻度も高いと言える。
なので、安いエアーコンプレッサーではダメです。
値段ではないですが、ホームセンターとかで販売されているコンプレッサーはお勧めできない。
すぐに壊れる。(家庭用を使って壊れた私、しかも2台)
気が付いたんですが、ホームセンターで販売されているのは家庭用。
決して業務用ではない。
なので、業務用のエアーコンプレッサーを使用しましょう。
値段は高いですが、壊れないので安心です。
もちろん、コンプレッサーオイルの交換は、定期的に行いましょう。
ご飯盛付け機を使う用途は他にある?
ご飯盛付け機は、丼ぶり用もある。
こんなような機械です。
こんな記事を見つけた。
そう。
あの大手の丼ぶり屋さんの吉野家さんがご飯を自動化しているんです。
私も、機械の展示会で見たことがあって、その感想はすごい!の一言。
人間よりもはるかに速い!
そして、正確なグラム数。
なにより、丼ぶり用の機械は場所を取らない。
そりゃー吉野家さんも採用するでしょう。
この機械を使えば弁当屋の可能性も広がるのでは?
まとめ
以上のように、ご飯盛付け機は、弁当屋にとっては必需品です。
買っておいて損はなしです。
一度でいいので、機械屋さんに話を聞くともっと理解ができると思いますよ。