こんにちは!
なおです。
今回の記事は短め!
新型コロナで経済的に困っている学生を支援しようとしている久留米大学の取り組みを記事にしたので見てほしい!
久留米市の大学で夕食弁当を100円弁当で販売!
新型コロナウイルスの影響で経済的に困っている学生を支援しようと、100円で夕食弁当を販売する取り組みを開始した大学がある。
ポイントが2つほどあります。
①100円弁当の原価
②ルールが明確!
この事を中心にザブッと書いていきます。
夕食弁当1食/100円弁当の原価はいくら?
こんな原価なんて書くと「お前、慈善事業でやっているのにそんなことを書くなよ!」って言われそうですが、むしろ私は書きたい。
どれぐらい久留米大学が頑張って支援しているかを書きたいんです。
では、さっそく画像を見てみましょう。
この弁当です。
とり天にハンバーグ、その他にもおかずがたくさん入っています。
暗算で計算していくと、器を合わせて・・・
原価約160円ぐらいだと思います。
大学側の支援しようと言う思いが伝わってくるでしょ。大学に通っている学生に向けて、すごい温かい気持ちが伝わってきます。
しかも、働いている人たちは少なくても4人以上。いや、もっと従業員がいるかもしれない。
人件費を考えると弁当の原価以上に経費が掛かっている事が分かります。
このボリュームの弁当なら、450円・・・いや550円でも売れるんじゃないかなぁって思います。
100円弁当販売はルールが明確!
久留米大学の100円弁当の取り組みはルールが明確化されているので、弁当屋の人たちは見習うところが多いと思います。
ルールは2つ。
専用のサイトから2日前までに申し込みをする
月曜日から金曜日まで1日100食限定(日替わり)
2日前に希望者はホームページより申し込みが出来る仕組みは、仕入が安く買えるのと、ロスが限りなくゼロに近づけるので、凄くいい!
しかも、サイトからの注文なので、いちいち取りまとめる必要もなく楽!この辺りに、コストを抑える効果があります。
そして、月曜から金曜日まで1日100食限定というところも凄くいいルールだと思います。
まず、月曜から金曜という期間を限定できている事で、100円で販売しても、60円損!っていう計算がすぐにわかります。
計算を展開していくと
60円×100食=6000円
6000円×5日=3万!の食材からのロスが分かります。
分かると言うのは、この後の行動が計算できるのでとても大事!どこで取り返すのかを考える事が出来ます。
大学から援助金をもらうのか、それとも、今後の見込み客を増やすことにするのか。
損失をより正確な数字に表すことで今後の展開を考える事が出来ます。
そして、100食限定っていう制限も大事。
上記で書いた損失がわかるという理由もそうですが、他にも理由があります。
冷凍食品は100食入りの箱売りが多かったりします。ハンバーグ80gが100入りで箱売りされていたりするんです。
ということは、100食限定ならちょうど100個でロスはゼロ!きっちり使い切ることが出来るわけです。
ここも、何かイベントをやる時は「100食限定!」とか「200食限定!」ってしてあげると、キャッチコピーにもなるし、ロスも限りなくゼロに近づける事が出来るわけです。
それと、日替わりメニューと謳っているので、何を入れても「今日はこういう弁当か」で終了できるのでいいですねw
新型コロナの影響でも凄い取り組みだと思う!
今回は、Yahoo!ニュースをネタにしました。
久留米大学では、販売は当面の間続けるという事です。希望者が増えた場合は数を増やす考えらしいです。
本当にすごい取り組みです。