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【知って得する案件別採算表】いらない物が見えてくる表で無駄を削減!

・店舗の利益がコントロールできない

・利益が出ない

こんな悩みの人は、案件別採算表を作ることをおススメします。

案件別採算表は非常に役に立つ帳票。

タイトルにも書いたんですが、いらないものが見えてくるんです、この表を作ると。

そうなると、利益がコントロールしやすいので参考にしてください。

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案件別採算表とは何?

案件別採算表とは、その名の通り、案件を1個ずつ分けて表を作る手法です。

この方法を使えば、事案別に儲かっていないかどうかが計れるというわけです。

採算表を実際に見てみましょう。

例えば、ピザとパスタの店だったら

平均単価 販売個数 売上高 材料費 人件費 粗利
ピザ 1000 600 600000 210000 230000 160000
パスタ 1000 1000 1000000 350000 230000 420000
デザート 500 120 60000 21000 50000 -11000

この様な感じになるわけです。(かなり簡単な表ですが・・・)

粗利を見てみると、デザートがマイナスになっています。

これは、儲かっていないと言うことになります。

人件費は適当に書いているので実際には参考にはなりませんが、このように商品ごとに採算表を作っていくと、何が儲かっていて、何が儲かっているのかが理解でいます。

最終的に言いたいのは、「儲かっていない商品は見直し」という事です。

この表の場合、デザートの見直しをしないといけません。

無くしてもいいし、新しいデザートを開発してもいい。

販売数を増やすのか、商品の値段を上げるのか、商品の原価を下げるのか、工賃を下げるのか、人件費を下げるのか。

考える目線は増えます。

考える角度を増やすことも目的の1つです。

 

では、次の例題に。

下は、日替わり弁当しかない弁当屋の日別採算表です。

値段 個数 売上高 材料費 包材費 製造人件費 配達人件費 粗利
4月1日 600 20 12000 4200 3000 5000 5000 -5200
4月2日 600 30 18000 6300 3000 5000 5000 -1300
4月3日 600 40 24000 8400 3000 5000 5000 2600
4月4日 600 50 30000 10500 3000 5000 5000 6500
4月5日 600 60 36000 12600 3000 10000 10000 400
4月6日 600 70 42000 14700 3000 10000 10000 4300
4月7日 600 100 60000 21000 3000 10000 10000 16000

日によってどんどん増えていくと、粗利が増えていくことが分かります。

この様に、どこで利益が出るのか確認もすることができます。

しかし、採算表の良いところはもっとあります。

粗利の合計金額で固定費を払えれば、利益が出る

簡単な目安になってしまうんですが、粗利の合計金額が越えれば、固定費で払っているものを差し引いても利益が残ります。

(税金支払い前だし、借入もしているかもしれないので、その分は考えないといけませんが。)

固定費は月々変わらず出ていく費用です。

あらかじめ、費用を計算しておくことによって、どこまで売上を上げれば固定費を払うことができるのかが理解できます。

また、採算表を作ることによって、見逃しがちな固定費にスポットを当てる事が出来ます。

固定費は、運営には必要な費用ですが、管理しないとだーだー状態に陥りやすい。

スポットを当てる事で、管理する帳票を作ることになるでしょう。

案件別採算表の本当の狙い

案件別採算表の作成の本当の目的は、未来を予測する為です。

細かい案件別採算表を作れば「来月の売上はどのくらい?」「来月の人件費はどれぐらい払う?」「仕入れはどれぐらいになる?」この様な、疑問に自分自身が答えられるようになります。この疑問に答えられるようになると、次に出てくるのが「来月はこれぐらいの売上にしたい」という正確な目標を作れるのです。目標は、適当に決めてはいけません。硬いデータの元に作られるべきです。未来予測は少しめんどくさいので、どの企業もほとんどしていないです。ちょっと大きな中小企業さえしていない、これは本当の話です。未来を予測する事の大切さを理解していないんです。でも未来を予測することをしないで、時代の大波が来た時に対応できるのでしょうか。細かな採算表を作ることによって、時代の大波来ても「あっちに行けば越えられるかもしれない」という希望も見えてきます。回避する力、ディフェンス力を付けると安心感は変わります。

案件別採算表を作ってみよう!

案件別採算表はエクセルで簡単に作れます。

ただ、毎日データを作り上げないといけないので継続が必要です。

忍耐っす!

是非チャレンジして、たくさんの利益を出してください!

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