なおです。
今回の記事では「トイレ掃除」について書いていこうかと。
衛生管理とか、飲食店のマネジメントをやったことがある人が見れば、「トイレ」を見るだけでいろんなことを感じる事があります。
で、汚いと「うわぁ」っていろんなことを想像できてしまうわけで。
なので、今回の記事では特に飲食店がトイレを掃除する理由を3つ私の体験とかも合わせて話していこうかと思います。
では、いってみましょう。
目次
弁当屋がトイレ掃除をする3つの理由
最初に書いてしまうとトイレ掃除をする理由は3つ!
・食中毒の発生源にならないため
・見た目綺麗な方がお客は安心する
・自分の意識が高まるから
では、いってみましょう。
トイレが食中毒の感染源にならない為
これは基本ですが、トイレ掃除をしないとそこから食中毒を調理場に持ち込む可能性が高くなります。
ノロウイルスとかですね。
なので、ルールを決めましょう。
・掃除する時間を決める
・誰が掃除するかを決める
・トイレ掃除する方法を決める
トイレ掃除がルール化されていないところは危険性が高いので、みんなで話し合ってルールを作りましょう。
お客様に対しても食中毒は被害があるし、死に至ることだってあるので。
基本はトイレ掃除からです。
見た目が悪いとお客様が嫌がるから
自分がお客様の立場だったら、トイレが汚い店の料理は食べたくないです。
私も話題のハンバーグやさんが家の近くにあっていった時の話。
店は綺麗だったんですが、トイレが汚くて。
で、「まさか・・・」と思って厨房を覗いたら、厨房も汚かったという事がありました。
トイレを掃除できない飲食店は、たぶん厨房も掃除できないと思います。
で、私は二度とその店には行かなくなりました。
なので、誰かに見られていると思って自分の店のトイレは掃除しましょう。
トイレ掃除をすると自分の意識が高まるから
これが私がトイレ掃除をする一番の理由になっているかもしれませんね。
トイレ掃除をしている時の自分の意識状態は、高めです。
意識状態が高めって言われても、「なんの意識?」って思いますよね。
説明すると
例えば、トイレ掃除を日常化している今は、常にお客様が欲しいと思っている料理を出すことが出来たり、楽しいサービスが閃いたり。
たくさんの事を発見出来たりします。
というか、トイレ掃除という「人が嫌がるようなこと」を率先してやるわけですから、「もしかしてお客様はこういうものを求めているのかも」と人が嫌がるような事を仕事に出来るわけで。
トイレ掃除で発想が豊かになるわけです。
なので、経営者ほどトイレ掃除はやった方がいいかと思います。
意識高めになります。
弁当屋がやっているトイレの対策
食中毒の予防のため「つけない」「増やさない」「やっつける」が基本の3原則です。
基本、「つけない」ようにするのが当たり前。
トイレ掃除していれば、増えないし、やっつけられる。
なので、「つけない」というところが胆になるかと思います。
ついでにトイレ対策も書いておきますので参考にしてください。
トイレに入る時は調理服を脱ぐ
これは、「服に付けない」という事ですね。
調理服は脱ぐ。調理帽も脱ぐ。基本にしていきましょう。
トイレに入った後の手洗い
最初の方にも書きましたが、感染源にならないように手洗いルールを決めましょう。
で。
一番大変なのがコレだったりします。
トイレはみんなで使うものですからね。
1人一個とかありえないですからね(笑)
なので、みんなでやるのは大変な努力が必要となってくるのでちょっと下の方で書いていこうかなぁって思います。
手洗いの設備を充実させる
手洗いの設備を充実させないと手洗いはしないです。
水道がないのに手洗いできませんからね。
適切なところに手洗いを作りましょう。
出来れば、自動的に水が出てくる手洗い場が理想的。
↓こういうのとかです。
トイレの蓋は閉めてから流す
トイレの蓋は閉めてから流すも基本です。
排泄物の粒子がふんわりと空中に拡散して、食中毒菌が飛ぶ可能性があります。
清掃と消毒の手順を決める
トイレ掃除は、便器は当たり前ですが、ドアノブや床、サンダルも清掃対象です。
次亜塩素酸ナトリウムを使って掃除しましょう。
関連記事があるので読んでみてください。
【弁当屋の衛生管理】食中毒予防は、トイレから!弁当屋のトイレ掃除方法!
トイレの食中毒対策は実はかなり難しい
ここまでトイレ掃除の事を書きましたが、一番大事なことを最後に書こうかと思います。
それは、トイレの食中毒対策は一人ではできないってことです。
なので実はかなり難しい問題だったりします。
まぁ一人で弁当作ってお客様もトイレに入れないって店はいいかもしれませんが、ほとんどの飲食店とか弁当屋さんは、一人では作ってませんし、飲食店でトイレがないってところはないかと思います。(一部あるかもですが)
トイレは大勢で使うもんだと言うのが前提な時、トイレの食中毒対策はもうマニュアル化するしかないんですよね。
トイレ当番表作ったり、トイレ掃除のマニュアル作ったり、手洗いの方法を書いたり、手洗いの設備を整えたり。
やる事は盛りだくさんです。
そして、完璧って方法がないというのも悩ましいところです。
なので、誰がトイレに入っても手洗いを完全にやってくれる設備を整えたりするのが大事だりします。
どこだったかな、トイレに入って閉じ込められたことがあって、ドアが開かないと思ったら、アルコールを手に噴霧しないとドアが開かない仕組みになっていました。
なるほどなぁって思いましたよ。そこまでする必要はないかもしれませんが、設備から見直すって言うのは大事なことです。
設備を見直すなら見積もりは必ずたくさんとりましょうね。
リフォーム比較プロで工事が安くなる!からです。複数社で見積もりはとりましょう。
それでも食中毒の危険性が0になったわけではないです。
手を洗うという行動は一人一人の意識の問題です。
なので、手洗いルールを押し付けないでみんなで決めるってことが大事だと私は思っています。
これは私の意見ですので参考にするぐらいにしてほしいですが、上の人が「こうだ!」って決めたルールなんて「破ってなんぼだ!」という人もいます。
なので、ルールはみんなで決めて報告してね。ぐらいの方が自分たちで決めたことなのでうまく回るかと思います。
まぁ、こうしろ!って完全マニュアルがあるなら、チェックする人を完璧にしていくかですよね。
ルールがないところは話し合って決めていくのがいいかと私は思います。
トイレ掃除を上手にやっていこう
という事で、トイレ掃除についていろいろ書いていきました。
トイレ掃除は奥が深いですね。
ここまでで2400文字も書いてしまいました。
最後まで読んでくださって本当にありがとうございました。
トイレと上手に向き合ってきましょうね。
商売繁盛頑張りましょう!
では!