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弁当屋は、のり弁から学ぶ事がいっぱいある!のり弁最強伝説

のり弁って誰が作ったんだろ?

安いし、美味いし、ボリュームあるし。

3拍子揃ってますよね!

こんなコストパフォーマンスがいい弁当は、他にはない。

のり弁ばっかり売りましょうって気分にもなります。

個人的にのり弁は、史上最強のお弁当だと私は思っています。

理由はコストパフォーマンスとお客様の満足度が一致しているから

お客様も、売る側も、お互いにWin-Winになる弁当ってあんまりないです。

この弁当を世の中に広めたのが、他でもない「ほっかほっか亭」だ。

通称「ほか弁」

全国ある、巨大弁当屋です。

今回の記事では、「のり弁」を考察したいと思います。

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のり弁で、ガッチリ!

ここに、1枚の写真がある。

みなさんが知っている「のり弁」です。※ほか弁ではありません。

 

上の写真の材料費の計算をしてみます。

白身フライ60gぐらい 15円
ちくわの磯辺揚げ1/4カットぐらい 5円
コロッケ50gぐらい 10円
つけもの 2円
きんぴらごぼう 5円
のり 5円
ごはん250g 40円
醤油漬け鰹節 5円
15円
合計 102円ぐらい

なんと、材料費102円(だいたい)と計算で出ました。

もちろん、私の憶測ですので、前後はあると思います。

ポイントのり弁は、材料費が圧倒的に安い

 

ほっかほっか亭さんは、これと似た商品をお客様にいくらで販売していると思いますか?

調べてきました。

売値334円です。

 

ということは、

102円÷334円×100 なので・・・

原価率は、なんと30.5%!

普通の弁当では、原価率38%ぐらいなのに・・・

原価だけを見てもポテンシャルはすごい。

 

1個売ることに粗利は、232円です

 

確かに、儲けた金額は少ないですが、が違います。

こんなに、原価率がいいお弁当は他にはないです。

ポイントのり弁は、売値は安い!でも、利益率はめっちゃいい!

売る側は、うれしい作業工程

売る側として、のり弁を制作する時間は、短時間で終わると言えます。

白身フライ 冷凍食品を揚げるだけ
ちくわの磯辺揚げ 竹輪を天ぷらにするだけ
コロッケ 冷凍食品を揚げるだけ
つけもの 出来合い(出来たものを使う)
きんぴらごぼう 作っておいたものを使う
のり 買ったものを使う
醤油漬け鰹節 作っておく
ご飯 炊いておく
買ったものを使う

どうですか?

注文を受けてから、工程って「揚げる」しかないですよね?

しかも、白身フライと磯辺揚げとコロッケだけ。

 

誰でも作れるところもいいところです。

 

なので、注文を受けてから、5分程度で出せてしまうのが「のり弁」。

しかも、量産もできるので、数が見込めるところが素晴らしいところです。

製造コストも下げて、材料コストも下がっている。

なので、売ればガッチリ儲かるってわけです。

ポイント「のり弁」は作る側にも優しい弁当!ガッチリ!

お客様は、満足!

どこの会社のどこのお弁当も、競合は「のり弁」なんです。

のり弁のボリューム

のり弁の食欲をそそられる感じ

のり弁の食べ応え 

のり弁の方が圧倒的に安い  etc・・・

すべてお客様は感じています。

払った金額に対してお客様はのり弁と比べ、良い悪いを判定する基準となっているんです!!

 

「334円ののり弁は、あんなに美味しかったのに、これは大したことない」

「この弁当は、見た目が悪い。のり弁の方が334円で見た目がいい」

こんな声が聞こえてきそうです。

 

のり弁は、334円とお値打ちでお客様の財布もガッチリさせていると感じます。

のり弁以外買わない人もいるんじゃないでしょうか。

ここにタイトル「のり弁」は、お客様の懐にも優しい弁当!

のり弁は、見た目もすごい!

私が思うのり弁のすごいところは、

1ヶ所に集約されている密集感。

密度が増すことにより、ボリュームがアップなんです!

 

しかも、私が驚いたのは、

弁当の中身が輪ゴムで抑えてもあふれ返っているところ

どんなけ抑えても入りきらないんですよね。

あれを見たお客様は、すごい量・・・

って思うはずです。

 

しかし、

実際は器が小さいのであふれるようになっているんです。

見せ方が上手なんです。

「こんなに入れて334円!!」

思ってもらえたら、こっちの勝ちです。

 

「入りきらない」は、どこのお弁当屋さんのどのお弁当にも通じるところ。

「器に入りきらない」

これは、もちろん衛生的にはよくはない。

けど、お客様から見たら「すごい!!!!」ってなります。

 

建て前と本音です。

衛生的には良くないけど、すごいボリューム。

これが、お客様を呼ぶ秘訣だと思います。

実際、私も近くにほっかほっか亭があったときは、量がすごいと思い込んでいたので買いに行っていました。

ポイント弁当屋は、見た目が大事!

のり弁を最初に作った人が一番すごい!

結局は、最初に考案した人がすごい。

 

ワンプレートで「のり弁」を売ろうって思いますか?

 

私だったら、シャケを入れてシャケ弁を作ってしまう。

シャケの方がお客様も喜ぶし。

 

けど、シャケと白身フライでは、原価が全く違う。

シャケは100円ぐらいするけど、白身フライは15円。

天と地の差。

けど、満足度は同じ以上。

シャケを乗せるところを、白身フライを乗せたのがすごいんですよ

 

無のものから有をなす。

これが商売の基本です。

無から有を作ることを意識しないと、儲かることはできない。

弁当も一緒。

安い食材で、高く売る。

これを忘れてはいけない。

 

もちろん、これはのり弁に限らず、他の弁当でも開発できると思います。

まだまだ、人の食には限界はありません。

これこそ人間の力。

人間力です。

試行錯誤して、安い食材で高く売るものを探しましょう。

ポイント弁当屋は、安い食材で高く売ることを考える!

まとめ

以上のように、ほっかほっか亭さんに今回はお世話になりました。

のり弁ほど日本全国で知名度が高い弁当の名前はないんじゃないですかね。

ホントに、のり弁を最初に作った人には頭が下がります。

 

のり弁一つで全国区にもなれます。

まさに最強の弁当と言えます。

最強の弁当が出来ると後は絶対に楽ですよ。

だって、弁当がお客さんを呼んでくれますからね。

何か一つ特化した弁当が出来ると弁当屋として強いですよね!

追伸

弁当屋は、弁当屋から学ぶことが一番いいと思います。

こんな記事をどんどん書いていこうと思っています。

他にも、他社研究で記事を書いていますので、読んでください。

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