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【弁当のプロ】弁当の彩りのコツ!弁当で一番気になる色は緑!

弁当屋歴15年のなおです。

今回の記事では、弁当の彩りについて書いていきます。

以前、「【弁当のプロ】弁当を彩り鮮やかにする色を考察!人は見た目が100%!」という記事で、弁当の彩りについて書かせてもらいました。

以前の記事では、「弁当の色は大事だよ」ってことをお話したんですが、今回の記事では、「弁当の中に入れる緑色」について書いていきます。

その理由は、弁当で緑色を入れるのは難しいからです。

詳しくは以下の記事で話しますね!では、いってみましょう!

この記事に書いてあること

・弁当の緑が難しい理由

・弁当に入れられる緑の食材

・緑の食材より緑のバラン、カップも 

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緑を入れる理由と、緑の食材を入れる事の難しさ

弁当に緑を入れたい理由は、2つある。

弁当に緑を入れる理由

・緑は食欲を増してくれる要素になるから

・緑を入れると簡単に色鮮やかに見える弁当になるから

下の写真を見てもらいたい。

左の弁当には、緑は一切はいっていないが、右側にはかろうじてパセリが入っている。

さて、この二つのお弁当を同時に販売した時、どちらが売れたでしょうか?

ちなみに左は350円。右は450円です。

 

答えは、右の450円の弁当です。

この二つの弁当を同時に販売した時、左は5個しか売れませんでしたが、右側は1000個販売しました。

不思議ですよね?右側の方が高く販売したのに右の方ばかり売れるなんて。

クオリティーの問題もあるとは思いますが、パセリの緑を入れた右の方がお客様の受け入れは早かったです。

やはり、これはパセリ1個でも違いが出るのが、緑の効果なんですよね。

雰囲気も出るし、なにより色がるのがお客様はうれしい。

緑を入れる事の難しさ

以前の記事で

配達専門の弁当屋にパセリは必要なのか!パセリを入れ続けた経験談!

という記事を書かせていただいたんですが、この記事ではパセリを入れ続けるとクレームになるという話だったんです。

なんでも入れ続けると、お客様も「またか・・・。」っていう風に弁当を見てきます。

お金を出しているお客様は目新しさも欲しているんですよね。

それを毎日の弁当に入れ続ける、しかも、緑となるとなかなか難しい。

緑の食材を探してみよう!

パセリばかり入れてる場合ではないので、緑の食材を書いてみます。(パセリ以外)

緑の食材 使う場合の注意点
ほうれん草 ボイルすると色が変色するので、ボイルしたら水に浸漬させるなど対策が必要。しかし、水に浸漬させると食中毒の危険性が・・・。
小松菜 ほうれん草と同じ。
ブロッコリー ブロッコリーは緑でも使いやすい食材。ボイルだけで使えるので簡単!
ピーマン ボイルや炒めをすると変色する為、彩りにはなりにくい。
大葉 飾りにはもってこいの食材。単価も安い為使いやすいが、腐りやすいので注意!
枝豆 枝豆は緑がはっきり出るので、色鮮やか!しかし、食べるのに手間がかかる為、お客様は嫌がる。
むき枝豆 剥いてある枝豆。いろんな料理に使える為重宝する。私は枝豆よりむき枝豆派。
空豆 空豆は、炒めると美味しい。緑色という視点から見ると、やや劣る。
レタス系(グリーンリーフなど) 綺麗に色は出るが、次亜塩素酸の希釈液できちんと殺菌する必要がある為、手間がかかる。使い勝手は◎

書いてみて、総じて言うなら、野菜ばかり。

弁当の中に緑が入れにくい理由は、生野菜だからということなのでしょう。

野菜は鮮度が大事だし、ボイルすると色が変色する為、技術がいる。

だから使いにくいと言えるが、売れる弁当にする為には緑は入れたいところです。

野菜以外の緑を探してみる

野菜以外の緑と言ったらこれです。バランです。


 

寿司とかに入っているアレなんですが、弁当にも入れると映えます。皆さんおなじみのバランです。

バラン

上の写真を見てもらうとわかる通り、緑がハッキリと浮き出ています。(枝豆と紅生姜が強烈だが・・・)

バランの効果は、弁当の売り上げに関係するかと言えば・・・測定はしたことがないです。ごめんなさい。

しかし、見た目は絶対に変わる為、どうしても緑を入れたい時に使うと効果が出ます。

お客様も、バランを入れてクレームになったことがないので、悪い気はしていないと思われます。

バランの難しいところ

バランは実は問題児。

弁当にバランを盛り付けることは、ものすごく、究極的にむつかしい。

方向も揃えないといけないし、一枚一枚剥がす手先の器用さが求められる。

ベテランの盛り付けおばちゃんでも四苦八苦するのがバランです。

結局、作業効率は下がってしまう為、緑の色を取り入れる代わりに生産効率は下がるということになってしまうのがダメなところです。

最近はこんなバランも







  カップ

カップという手も、思いつきましたので記載しておきます。緑色のカップはいろいろ販売されているので、活用できます。


緑を弁当の中に入れよう!

以上のように緑色に付いて書いていきました。

冒頭でも言いましたが、緑色を弁当の中に入れると売れやすい弁当になります。

数字が証拠です。

絶対に損はないので、是非、緑を探して弁当の中に入れてみてください。

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