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累計販売数580万食!(株)メディカルフーズの資料を見て考察!
今回、(株)メディカルフーズさんから、実際にお客様が手に取る資料を取寄せてみました。
ここでいろいろ発見出来たらなぁって思っての資料請求です。
580万食販売できてるんですから、絶対に学ぶところはありますよ。
最初に断っておきますが、私はメディカルフーズさんの事はあまりよく知らないです。
資料請求できるところから資料を取寄せただけで、回し者ではないですよ。
その資料には何が参考になることが書かれていたんですか?。
メディカルフーズの請求した資料には、会社の特長や考え方、お客様に対する想いなど書いてあり、会社ごとの社風が伝わるものでした。
その社風や会社の特長から学ぶものがあり、ご紹介せねばと思い記事にしました。
特に今回資料を取寄せて注目したのが、「食と健康社のお食事の、7つの特長」です。
これが、580万食を販売した原動力だと思います。
(株)メディカルフーズさんの資料をもとに、
「ここがすごい!」
「これならすぐにできるんじゃないかな?」
ってところを考察したいと思います。
ちなみに、資料請求は↓からできますよ
(株)メディカルフーズの7つの特長
(株)メディカルフーズさんの7つの特長
1.手作りのおいしい家庭料理です。
2.食材は新鮮・安全・安心です。
3.患者さんや医療スタッフの声が生きています。
4.高機能パッケージで冷凍してお届けします。
5.お好みや刻み食にもお答えします。
6.見せる盛付けを大切にしています。
7.ご家庭の冷凍庫に楽々入ります。
(株)メディカルフーズさんは長年医療給食をやられてきた会社で、医療食の分野では知識も豊富。
しかも、体験からの知識なので、ノウハウ的には、実践で使える物ばかりでしょう。
そのメディカルフーズさんが掲げる7つの特長は、一見、簡単なフレーズで並んでいるので、誰でもできるのかな?って思えるものばかりですが、そうではない。
「3.患者さんや医療スタッフの声が生きています。」は、医療給食を経験していないと出来ない食事だし、「5.お好みや刻み食にもお答えします。」も、対応を間違えると大変なこと(食中毒や配膳ミス)になるので真似するのは難しいところです。
結構、難しい事をやられているんだなぁっていうのが私の感想です。
「7つの特長」のどこが一番すごい?
私が一番すごいと思ったのは
です。
これのどこがすごいのかと言いますと、
冷凍してお届け
が、すごいんです。
まず、みなさんに知ってもらいたいのが、食品を冷凍するのはむつかしいということ。
最近では、急速冷凍システムが開発され、技術的には簡単にはなってきている。
しかし、食材によっては冷凍すると、とんでもない状態になるものも多々ある。
レンジで解凍したら、食品と水分が分離する
解凍したら、色が変色する など
冷凍してお届けするにはたくさんの問題がある。
それを、克服して商品化したことすごい!と正直思います。
なぜ、私がそれを知ってるか?
実は私も挑戦をしたことがあるからです。
どれだけやっても、解凍後、美味しくできなかったため、商品化できませんでした。
もちろん、急速冷凍システムも取り入れる為、機械も見に行ったぐらいです。
急速冷凍システムも、リースなら手軽な値段で借りることができますが、やはり問題は商品。
商品が、まともなものが出来なかったら、商品化は無理です。
しかし、(株)メディカルフーズさんのメニューを見て、気が付いたことがあります。
それは、
冷凍しても変化が少ない食材を使っている
ということです。
なるほどねって思いました。
食材でも、冷凍してもそのままのものもあれば、まずくなるものもあります。
(株)メディカルフーズさんは、冷凍してもおいしさが変わらない食材をチョイスしたメニューを開発したんですね。
賢い。
ちなみに、高性能なパッケージは、お金を出せば買えます。
なので、そこはあまりすごくはないです。
でも、コンパクトに収まる器を採用しているところはいいと思います。
お客様の冷凍庫の保存場所は、幅を取らない方がいいですから。
そういうところでは、いいですよね。
明日から取り入れられるのは、この2つ!
明日からでも出来ることは、この2つ!
✅手作りのおいしい家庭料理です。
✅見せる盛付けを大切にしています。
この2つなら今からでもできます。
手作りの美味しい家庭料理は、主婦ならだれでもできます。
見せる盛付けも勉強をすればできます。
あとは、それをやるか、やらないか。です。
それと、これら2つの事には大事なことが隠されています。
これが結構重要で、なかなかのテクニックだなぁっと思いました。
それは、
1.やってることを文章化して告知すること
2.誰でもできることを、誰でもできないレベルでやる事
では、一つずつ説明していきましょう。
1.やってることを文章化して告知すること
やっていることを、ただこなしているだけでは、お客様は伝わりません。
俺の背中をみて判断しろって言っているようなものです。できるわけありません。背中に文字を書いとけって言いたいですよね。
しかも、書いているのが
✅手作りのおいしい家庭料理です。
✅見せる盛付けを大切にしています。
ですからね。
こういう当たり前のことを書いていくことによって、親近感が生まれます。
食事って、とっても人にとって大事なことで、料理を作ってくれただけでも、感謝に値する事です。
それを、家庭料理とか、見せる盛付けとか、書かれるとビビびってきます。
そして、それを余すことなく伝えていく。
伝えることが苦手な日本人は、もっと積極的に自分がやっているいいところをどんどんアピールすべきです。
だれも、背中を見てお弁当は買ってくれませんからね。
背中で分かるはずもないので、こういう大事なことは言葉にして告知をどんどんしましょう。
2.誰でもできることを、誰でもできないレベルでやる事
家庭料理なんて誰でもできますよね?
家庭料理なんて手作りなのが当たり前だし。
しかーし。
大量に家庭料理を手作りで作れますか?
私は結構大変だと思います。
5000食の唐揚げ弁当を手作りでやるとなると、どれだけの人数と手間が必要か・・・。
唐揚げ弁当で例えるとわかりやすいですよ。
唐揚げ弁当だったら、何個唐揚げがあればいいですかね。
5個くらいですかね。
では、5個入れたとしましょう。
1000食分作りたいとします。
1000個×5=5000個です。
1個30gとすると
30g×5000個なので、150kgの鶏肉がいる。
ってことになります。
150kg・・・想像できない。
しかも、どうやって調合すれば・・・
ですよね。
想像をはるかに超える量です。
これを、一定の味でいつも通り提供する。
とても生半可ではできない所業です。
なので、誰でもできることを誰でもできないレベルでやるってことは、すごいことなんですよね。
まとめ
以上のように、他の弁当屋さんを見てみると
「私でもできるかもしれない」
ってことがたくさんあり、学ぶこともたくさんあります。
特に今回は、(株)メディカルフーズさんが7つの特長を生かして営業されているのがよくわかりました。
メニューを見ても、ホームページを見ても、一貫性があり、突出した経験値が垣間見れます。
それと、資料が欲しいならこちらから取り寄せることができます。
開業するならこういうところからの視点も欲しいところですよね。
また、こういう他社を見る企画をして、他社考察したいと思います。