今回の記事では、弁当屋を始める時の土地選び!ということで、居抜きがいいのかなぁとか、立地条件がいいところの方がいいわーっとか、弁当屋を始めるにあたっていろいろ考えるはずです。
なので、そんな人達の為に、「弁当屋を開業するにあたって、土地選び」について書いていこうかなぁって思います。
立地条件は売上に莫大な影響を与える要因になるので、自分の考えだけで先行してしまうと取り返しがつかない事も多いかと思いますので是非参考にしてほしいなぁって思います。
最後まで読んでね!
目次
居抜き物件を考えている場合
みなさんも知っての通り、居抜き物件のいいところは、
そのまま使えるかもしれない
ってことです。
ちょっと店舗を改造して使うので、開業資金に限りがある人は、この方法がいいと思いますが、問題があります。
それはちょうど使える物件なんてそう簡単にはないってことです。
まぁ、そういう場所は誰かが使ってること多いし。
なおので、ちょうど自分に合った物件だぁってものはないんですが、
大事なのは「その居抜物件で何をするのか」ではなく、「自分がやりたいことを表現できる場所はどこだ」ってことです。
ある意味土地を優先して考えてしまうと自分が表現できることに制約が入り、商売がうまくいかないとか、そんなことは実はやりたくないとか、そういう状況になりかねないので、自分の中で大事なことをまとめておきましょう。
で、そこから自分が表現できる居抜物件はないかなぁって考えましょう。
それと、いい物件が見つかったらリフォーム比較プロで工事が安くなる!とかで複数の見積もりをとって安いところをみつけましょうねー。
立地条件で物件を考えている場合
立地条件がいい場所で弁当屋を開業出来れば、それなりの売上を作ることができるかもしれません。
人がいない所で弁当屋をやってもなかなか売上作れませんからね。
だから、立地条件は大事な要素。
だけど、お金ない時に無理してまで立地条件を満たす必要はないかなぁって思います。
まずは、自分がやりたい弁当屋像ってどんなのかなぁって考えるべきだと思うんですよね。
例えば、配達専門の弁当屋、ウーバーを使った弁当屋、介護施設向けの弁当屋、店舗型の弁当屋。
もういろいろあるんですが、自分がやりたい弁当屋って何?
その弁当屋は必ずしも人通りが多い場所でやった方がいい?
そんな疑問をいくつも出していって答えを出すべきだと思うんです。
まず、大事なのはやりたい弁当屋は何なのか。ってことだと思います。
たぶんですが、自分が表現できる弁当屋って人には真似できない事も表現できたりするんです。
それは、個性で、その個性に合った立地条件の場所があると思うんですよね。
表現したい弁当屋ってのはどういうのかって言うのを自分の中ではっきりさせた方がいいと思います。
で、あとは収支が合って「やれる」という判断が出来ればOKじゃないかなぁ。
弁当屋の土地の選び方
弁当屋の種類によって変わる土地選び
弁当屋には種類があります。
あわせて読んでほしい記事弁当屋の種類は何がある?お弁当屋を開業するなら業態を知っておこう!
大きく分けて、2種類。
①弁当を買いに来てもらう弁当屋
②弁当を配達する弁当屋
どちらも、同じ弁当屋です。
けど、この2つの弁当屋は
立地条件は全く違います。
違いを理解するために、質問をします。
この2種類のお弁当屋さんは、お客様の動き方が違うんです。
お客様が買いに来るか、配達するか。
その違いなんです。
弁当を買いに来る弁当屋⇒お客様は、店舗に来る
弁当を配達する弁当屋⇒お客様は、店舗に来ない
そう考えると、お弁当を買いに来てもらうなら、お客様から近い場所にいないといけない。
配達するなら、山奥でも配達はできます。
どこでやるかは、狙っている商圏次第ということになります。
ここにタイトルお客さんに「来てもらう」か「こちらから行く」で大きく立地条件は変わってくる。
弁当を買いに来てもらう弁当屋は、立地条件が重要
店舗型のお弁当屋さんの場合、お客様に「来てもらう」ことになります。
そうなると、お客様が来やすい場所に店舗を構える必要があります。
それに、弁当屋が何処にあるか認知されないと行くことすらできない。
ですので、目立つ場所を選択するべきでしょう。
マクドナルド創業者の藤田田さんも「Den Fujitaの商法」著者藤田田
10mは10kmと同じだ
という言葉を残している。
商売には儲かる場所と儲からない場所があり、その場所は10mも離れていない。
藤田田さんが言いたかったことは、
儲かる場所から10mも離れていたら商売にはならない
ってことです。
たかが10mですが、街並みをよく観察してみると人通りは全く違います。
道の向こう側は人通りは多いのにコチラは少ないとか。
より人の多いところに行けば行くほど、認知は高まります。
もし、認知が高まり、買う人が増え、行列が出来たらどうなるでしょうか。
きっと、SNSでみんなが紹介して、それを見た人がまた認知をして、行列が増える。
好循環の始まりです。
しかし、逆に10m離れた人通りの少ない場所で開業したらどうなるでしょうか。
お客様の増え方に違いが出てくると思いませんか?
10m離れていた場所が、10kmの場所と変わらなければ同じことですよね。
好循環をさせるのにも時間と労力が必要になってくるでしょう。
居ぬきの物件が好条件で、「儲かる場所」なら、その場所を選ぶべきでしょう。
しかし、もし居ぬきの物件が「儲からない場所」だったら手をひくべきでしょう。
儲からない場所での商売は時間の無駄と言えます。
儲かる場所の条件は、「時間」「人通り」「人の種類」。
この三点から儲かる場所を見つけていきましょう。
ポイント10mは、10kmと一緒
弁当を配達する弁当屋は、配達圏内を考えながら居ぬき物件を探す
配送型の弁当屋さんの場合、選ぶ基準は「配達範囲」。
弁当製造工場から配送を開始する場合、5km、10km、15kmと地図上に円を書いていきます。
だいたい、配達できる範囲は15km以内。
時間に限りがあるからです。
遠くなれば遠くなるほど、配達個数は減っていきます。
それを踏まえて配達時間を考えていきます。
5km圏内を移動するのに車で15分。
10km圏内を移動するなら車で30分。
15kmなら45分と自分の中で基準を決めていきます。
地図上で配達圏内を円で囲うと、自分の狙っている場所が入っているか、その場所が、どのぐらいの時間で配達できるかが分かると思います。
狙った場所が配達圏内かどうかが立地を選ぶ条件になってきます。
配達圏内であれば、立地を決めていきます。
もちろん、居ぬき物件で十分です。
配達圏内をよく考えてから好条件の居ぬき物件を探していきましょう。
ポイント配達圏内であれば、山奥でもできる
さぁ、土地を選んでみよう!
以上のように、弁当屋の種類によって物件の選び方が違ってくるのが分かったと思います。
物件を選ぶのは死活問題になってきますので、慎重にならないといけませんが、結局は場所との出会いでもあります。
探せば出てくるものなので、いい条件の場所を探していきましょう!