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飲食店の経費は「かかるもの」ではなく、「かけるもの」という考え方

飲食店の経費って結構かかるよなぁって会話しません?

その考え方は、マイナス的な考え方なんです。

経費はかけるもの!

今回の記事では、「経費をかけてる」という意識をもって仕事をしてほしいので書いていきたいと思います。

この記事で分かる事
・飲食店の経費はとは何?
・飲食店の経費には何がある?
・経費は「かかるもの」でななく、「かけるもの」の説明
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飲食店の経費って何?

そもそも、飲食店の経費という事が分からないかもしれないので、書いておきます。

まず、費用と経費が分からない人もいるのでお伝えすると、費用の中に経費があると思ってもらえばいいと思います。

売上を獲得する為に投入されたものが全部経費です。

要するに、食材や給与、器などを買ったときに経費になります。

大事なのは、売上を獲得する為にってところです。

売上獲得に関係ない領収書は却下されるのが正しい会計です。

例えば、家のトイレッとペーペー買ったとかは、ノーカウントです。

当たり前ですね。

でも、普通にレシート持ってくる経営者多いんではないでしょうか。

それは、ルール違反ですが、グレーであることに間違いはない。

一番の会社の害が、社長である場合が多いのはこういう理由です。

経費使いこむのはいつも社長。ルールを破るのもいつも社長。

まぁ、社長が勘違いする理由もわかるんです、私には。

中小企業や零細企業の社長の給料は、会社の成績に左右され、儲けれない時は給料が取れない。

儲かっているときに給料を取るのが社長です。

そうやって、底辺から這い上がってきた社長は、その癖が抜けず、経費で後で落とせばいいやってことをしたがるんですね。

だから、平気で意味も分からないレシートも持ってくるんですね。

会社は千差万別。

私が言う立場ではないけど、会社は社会の為の物ですので、会社の代表はあまり勘違いをしないようにしましょう。

ポイント・売上を獲得する為に投入されたものが経費

飲食店の経費には何がある?

さて、では飲食店にはどのような経費があるでしょうか。

先ほども言いましたが、利益を獲得するために使われたものです。

・食材代
・人件費
・地代家賃
・水道光熱費
・電気代
・消耗品費

基本はこんなところでしょうか。

経費の計算でFLコストという言葉を言いますが、これは「人件費+食材代」の事を指し、55%~65%がいいと言われていますが、まぁ、それは基準であるだけで、儲かる根拠にはならない。

ちなみに、食材代は35%が基本路線。

しかし、圧倒的に人件費を下げるとか、圧倒的に材料代を使うとか、最近そんな経営手法が流行っている気がします。

他の会社の人件費の割合とかは、基準値にしかならないんですね。

圧倒的に食材代を使って、流行っている「焼肉キ〇グ」を見ると凄いなぁって思う反面、数字のトリックなんだろうなぁって思うわけです。

やり方を工夫することにより、圧倒的な経費になっていくわけですね。

これも、情報がないと出来ない事だと思うので、常にアンテナを張って情報収集が大事です。

飲食店の経費は「かかるもの」?「かけるもの」?

経費を「かかるもの」と考えるか、「かけるもの」と考えるかで、意識は変わる。

今回の記事ではここが書きたかったので、読んでいってほしい。

どんな商売でも基本的に経費はかかるものだという考えをしてしまいます。

その理由は、以下の式が世の中に出回っている為です。

売上-仕入-経費=利益

弁当400円-仕入150円-経費200円=利益50円

まぁ、普通の式です。

この式の考え方だと「経費はかかるもの」という風にとらえられるわけです。

 

違う見方をするとこの式は以下のようになります。

仕入+経費+利益=売上

売上を作る為に経費をかけてますよね。

この様な式にすると、「-」が「+」になり経費を投入しないと売上が作れない事が分かります。

「経費はかけるもの」というのは、投入しないとダメだよってことが言いたかったからです。

「利益を獲得する為に投入されたものが全部経費」という表現は、経費がないと売上は作れないし利益は出ないよ。ってことです。

飲食店の経費を「かけるもの」との考えるのか

 

でも、見方を変えただけで、そんなんどっちでもいいわ。って思われる方もたくさんいると思います。

足したって引いたって、結局は同じじゃんって。

そこは、否定しない。同じだ。

けど、見方を変える事で、見える世界は変わります。

料理に例えると、味噌汁を作るのにも、具材を入れて、出汁を入れて、味噌を入れていきます。

この様にコストを足していくことで、味噌汁は出来ていくんです。

しかし、味噌汁を作っている途中で、味噌汁に関係ない本を読んだり、いらない作業をしたり、関係なことをやりたがるんです。

そうやって、味噌汁を作っている最中に違うことをすることで、味噌汁に対するコストはどんどん上がっていきます。

味噌汁で例えましたが、これは現実的にあり得る話で、事業の利益に関係ない事をたくさんやっている会社は多いんです。

そこにコストを掛けても売上や利益に関係ないのに、投入していく。

利益が出ない会社にありがちなことです。

経費をどれぐらいかければ売上が作れるかという意志と、決めた通りに動く行動管理が大事だということです。

ですので、経費はかけるものだという意識が必要なわけです。

経費をかけてお客様に響くものを作ろう

経費をかける意識は無駄な経費を減らす行動につながるという事が言いたかったわけですが、伝わったでしょうか。

マイナス計算よりプラス計算の方がなんか明るいしいいですよね。

足して足して何かを作るって考え方は、物作りには大事です。

また、会計ソフトも大事で正確に経費をつけていくことも重要です。

使いやすい会計ソフトを使うと経理も簡単になって便利です。

私は「弥生会計」が好きで使い続けています。

個人事業主の方にはお勧めの会計ソフトで、青色申告も簡単に出せるので便利ですね。

ぜひ、お試しを~。

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