弁当屋のお米の消費量って知ってますか?
今回は弁当屋がお米屋に使うお金について書いていこうかと。
弁当屋さんもお米の仕入方法で、原価はものすごく変わってくるので弁当屋を始めようとしている人は必見です。
目次
弁当のお米の原価について
1kgで300円のお米があるとします。炊くと倍になるので1kgは150円なる。
300gを盛付けするとして22.5円ぐらい。
この計算が分かれば、売値によってどれぐらいのお米の原価が必要かが分かると思います。
この場合で言うと平均単価の弁当450円なら約5%のお米の原価と言えます。
「たかが5%かぁ・・・」って思うかもしれませんが、弁当屋の商売では大きなウエイトと言えます。
それに、弁当って「お米が美味しいところがいいよね」ってお客様は敏感に感じ取るので美味しいお米を使いたい。
値段とお米の品質は正確に認識したいですですよね。
弁当屋のお米の消費量
弁当屋が使用する年間のお米の消費量は多い。
1日/100食で、100食×300g(弁当に入るご飯の量)=3000g(3kg)
ということは、3kg炊くのに約1.5kgのお米が必要です。
20日弁当を100食作るとしたら、20日×1.5kg=30kg
じゃぁ、月/1000食だったら、300kg
月/2000食なら600kg。
月/3000食なら900kg。
弁当店が食っていける状態になるまでには、月/5000食欲しいので、1500kg使うわけです。
kg/300円なら1500kg×300円=45万お米で使うわけで。
お米屋にしてみれば大きな金額だと思いませんか?
弁当屋がお米を決まったところで買いたい3つの理由
弁当屋がお米を決まったところで買いたい理由は3つあります。
長い取引をしたいってことですね。
1、水加減を変えたくない
お米は水加減で「美味しさ」が変わってきます。
だから、どのお米を使い続けるのかが大事なところです。
毎回このお米にはこれぐらいの水分だよねってやってられないです。
「お米は炊いてみないとわからない」これが本音です。
なので、常に弁当で美味しく食べてもらえるお米を選びたいです。
2.支払い先を多くしたくない
お米の支払いは「でかい」です。
先ほども言いましたが、弁当屋で食っていけるようになるまでに、お米の支払いは月に45万円・・・。
掛けで買いたいと言うのが弁当屋の本音です。
それに、お米の品種も水加減によって味が変わってくるので、お米屋を変えたくないっていのが本音です。
3.お客様さまはそのお米の味を待っている
お客様はお米の味を知ってます(-_-;)
お米を変えた瞬間に、「味が変だけど」って言われます。
変じゃないよ、お米を変えただけだよって言いたいですが
お客様は違和感を感じます。
なので、お米の味は変えたくないないですね。
弁当屋はやっぱりお米の消費量は多い!日本に貢献!
弁当屋のお米の消費量は「やっぱり多いなぁ」って記事を書いて感じました。
だって、食っていけるのに1500kgっすよ。1.5トン。
米の消費が減っている日本で貢献してますよねw