弁当代って何の経費かと言うと接待交際費か、会議費か、福利厚生費が妥当です。
で、詳しくは下に書くのでそれを参考にしてもらえばいいかなと思うんですが、今回は、その弁当代の経費で気になる検索ワードを見つけたので記事にしようかと。
例えば、「弁当代」+「勘定科目」。
こののキーワード検索が月間にどれぐらい検索ボリュームがあるか知ってますか?
月間/140回です。
他にも、「イベント弁当+勘定科目」40回、「研修弁当代+勘定科目」30回、「弁当+経費」30回。
ここに弁当を売るヒントがあったりするので参考にしてほしいです。
今回の記事では、この検索回数が意味することを読み解き、売るべき弁当を販売する戦略をお届けしようと思います。
・買う側の意図とキーワードの関係性
・リサーチマーケティング
目次
弁当代は何の経費?根本はここから!
弁当代は以下の経費になります。だいたい、この3つです。
・接待交際費
役員だけを対象とせずにランチや弁当、夜食などを会社が負担するときに出す経費ですね。
・会議費
1人あたり5000以下の飲食代は税務上の接待交際費とはみなされずに、会議費として計上できます。
・福利厚生費
福利厚生費は「社員の為」という概念が強い。
使い分けがあるんですが、サクッと説明します。ちなみに、基本的には会社と関係ない食事代は経費にならないがルールです。ですので、前提として会社に関わりある弁当代として書いていきます。
接待交際費で弁当代を落とす場合
接待交際費で弁当代を落とす場合、5000円以上の弁当を一人で食べたときに、接待交際費として落とします。
しかし、5000円の弁当を一人で食べるとは思えませんよね?
ですので、接待交際費で弁当を買う場合は、お客様とかに出す弁当などと推測します。
余談ですが、高級すしとかを3人ぐらいで食べに行き、「お会計5万円です」って言われた時に使うのが接待交際費です。中小企業の社長が使う手です。会社の経費を使って、美味しものを食べるわけですが、これも、立派な言い分があります。
社長という生き物は、節税が大好きです。どうやって、税金を払わないようにするかをずーっと考えているような生き物です。社長が狙っているのは法人税の減額方法です。儲けを出し過ぎると、多く税金を払わないといけなくなります。1000万利益が出たら、300万円は法人税です。300万円あったら、高級すし食べて経費にするわけです。経費を使うことによって、儲けが減り、利益も減り、税金が減るという流れがあるわけです。
ちなみに、ルールがあって、年間800万円以下の接待交際費は全額経費で落とせます。それか、接待交際費のなかの接待飲食費の金額×50%の金額を経費として落とすこともできます。
会議費で弁当代を落とす場合
弁当代を全額経費にしたい!という会社さんや社長さんはいると思います。そういう場合に、会議費という勘定科目で経費に出来ます。
会社に関係した食事なら会議費に出来ます。
例えば、ランチミーティングなどは、会議費ですよね?
会社で会議しながらピザや寿司などを頼んで食べるのも、一人5000円以下なら会議費です。
一人5000円以下であれば無条件で全額経費になります。
もちろん、会社とは全く関係ない食事では、会議費ならないです。もちろん、大量のビールや日本酒、ワインなど購入している場合はダメです。
会議費にすることで、これらご飯代が経費になるわけです。
まぁ、一人で会議してましたって言えば、成立するのも会議費です(笑)
福利厚生費で弁当代を落とす場合
福利厚生費は、会社に勤めている社員全員が対象にする必要性があるので、役員だけが食べた食事は、税務調査で否認されますね。
会社全体で、会社でイベントをやった後の打ち上げの飲み会などは福利厚生費になるでしょう。
弁当代としては、福利厚生費ではあまり考えにくいかもしれません。
月間検索ボリュームを知って買う側の意図を考える!
冒頭でもお話しましたが、月間の検索ボリュームを調べるコンテンツがあるんです。
私が使っているキーワード検索はコレ
↓
怪しいサイトではないですが、ハゲのおっさんが出てくるのが笑えます。課金しないように使うのがコツです。
このサイトを使うキーワードが調べられるわけです。
弁当代 勘定科目
イベント弁当 勘定科目
コンビニ弁当 勘定科目
会議弁当 勘定科目
これらのキーワードが検索されています。
という事は、「検索キーワードの弁当」を企業が買っているわけですよね?
しかも、検索された数だけ、その弁当を買っている企業がいるわけです。
ということは、その弁当を弁当屋が作れば売れるという事になります。
お客様を探すのが大変ですが、まず弁当屋側は、お客様が買ってくれるようにパンフレットやチラシを作って告知していくことが大事です。
会社で使える弁当をあの店で売っていると認知されればこっちのものです。会議費と称して5000円以下のお弁当や、イベントで使うような弁当が売れるでしょう。
検索ボリュームを知って弁当を作ろう!
検索ボリュームを知ったからと言って、具体的にどんな弁当を作ったらいいかわからないですよね。そんな時に、大事になってくるのが、ネット上に転がっている弁当屋。
ごちクルなんかは参考になるのではないでしょうか。
参考になればと思って添付しておきました。うまそうな弁当がずらーっと並んでいますね。検索ボリュームを見て、「この弁当なら会議で使ってくれるんじゃないか」と見ていくわけです。
「東京の会議ならこの弁当を食べさせたい!中堅の役職社員が2000円ぐらいの弁当を買ってもらって会議費で経費を落とす感じで売ろう」
かなり具体的なお客様のイメージが出来ましたね。
ペルソナで顧客の絞り込みをするとけっこうな確率で買ってくれます。
ペルソナとは、誰か一人のお客様を自分の中で具体的に作り上げてその人の為に弁当を作る。そうすると、ペルソナに似た人物の人たちが弁当を買ってもらうという手法です。「ペルソナ」で調べるとたぶんたくさん文献が出てくるので検索してみてください。
リサーチマーケティングが大事!
開発した弁当が売れる売れないは必ず出てくるので、リサーチマーケティングが大事です。
この弁当は売れた、この弁当は売れない、とデータ化してヒットの多い弁当をどんどん販売していく手法です。その為にも、キーワードのリサーチは弁当販売でも大事です。
キーワードリサーチと販売リサーチを交互に行っていくわけです。データ化すると傾向と対策が分かってくるので、是非、データ化して詳細を掴んできましょう。
今回私は調べたのは、弁当の勘定科目についてのキーワードでした。
他にも、私は調べませんが、行楽の弁当や駅弁など、お宝キーワードが眠っているかもしれません。私もまた面白いキーワードを見つけたら記事にしようかと思っています。