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【弁当屋の在庫】売場にない物が経営に与える影響とは?

今回の記事では、弁当屋の在庫が経営に与える影響などを書いていきます。

というか、どの業種でも同じことが言えるので、弁当屋だけじゃないよね?って言われそうですが、弁当屋に沿って書いていこうと思います。

もちろん、弁当屋ならこうだよねっていうことも書いていくので、最後まで読んでほしいです。

では、いってみましょう。

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在庫は、会社の経営に影響を大きく与える

在庫は、会社の資金を使うことによって発生します。

要するに、借金を増やすということです。

倉庫に眠っている買った食材とか、材料とか、調味料で使ったお金を回収できるのは、販売した後です。

つまり、在庫を買ったと時と、在庫を売った時の、時間差があり、その時間差があるとき、お金は出てっている状態だと言えます。

黒字倒産という言葉を聞いたことがあるかと思うんですが、こういう時間差で手元にお金がないときに発生します。

利益が出ていても、手元に現金がないと元気がなくなるって誰かが言っていたのを思い出しますね。

元気がなくなるどころか、会社がなくなるので、回収サイクルはきちんと見ておかないといけない。

それがキャッシュフロー計算書だったりするんですが、読めない人が多い。昔は私も読めなかったから、人のこと言えないけど、読めると便利。

資金繰りとかいうやつが分かるようになります。

もしわからないのであれば、Excelで日付ごとに出ていくお金と入ってくるお金と持っているお金を計算してどこでなくなるかなぁって見ないといけない。

規模が小さい弁当屋なら、Excelで管理した方が便利かもしれません。

弁当屋と在庫について

【経営向上】在庫管理の目的を理解していますか?弁当屋の管理について」の記事でも書きましたが、在庫には、会社に必要な在庫と悪影響を付与する在庫があることを説明しました。

この記事から、弁当屋と在庫の関係性を言うと、やはり「売り損じがないように在庫持ってる」っていうパターンで在庫を持つことが多いのではないでしょうか。

例えば、並んだお客さんには全部売りたいっていう想いから、在庫を抱えて全部のお客さんに売るっていう感じで。

計算上成り立つならこれでいいと思う。計算してるから計画の内だと思うので。

でも、もし計画外で「来たお客さんには全部売りましょ」的な感じだったら、ちょっと黄色信号。

なぜ、黄色信号なのかは、在庫が経営にも影響を与えるから。

今回の記事ではその辺を書いていきます。

在庫が会社に与える影響は、経営にも数字として表れるので、数字として計画にしていくことが大事。

在庫の影響は、貸借対照表とキャッシュフロー計算書でわかる

では、在庫が経営のどのあたりに影響を出してくるかというと、数字では損益計算書貸借対照表キャッシュフロー計算書に現れます。

この3つの表は、銀行も見るので「在庫抱えてますね。」的なことも言われるので、融資等にも影響があります。在庫の使い道を説明できればいいとは思うんですが、あり過ぎる在庫は経営にも影響を与えるので、そこを銀行も見ているというわけです。

もし、損益計算書とか、貸借対照表とか、キャッシュフロー計算書が分からない場合は、下の本みたいのを読んでみて。

在庫の影響は、この3表に現れて、経営に影響を与えてきます。

経営は計画がすべてです。数字はすべて説明できるのがベスト。在庫も数字なので、説明や計画をしていきましょう。

売場にないと売れない事実

だからと言って、今現在在庫を抱えている弁当屋さんもいるかもしれないので、ちょっと書いておこうと思うんですが、冷蔵庫や冷凍庫にない商品は売れないので、売り物に変えましょう。

もし、売り物に変えられないのなら、捨てましょう。

理由は、持っていても意味がないからです。

(大きな声で言えませんが家に持って帰って食べた方がいいぐらい)

在庫をお金に返れるならまだいいのですが、お金にならない在庫は場所代がかかると思った方がいい。

場所代なんて感覚がないと言う人もいますが、もしですよ、その場所を人に貸すならいくらで貸しますか?

月/1000円で冷凍庫の一角貸します的な感じなら、その在庫は、貴重な売上チャンスを奪っている。

貴重な冷蔵庫の場所を意味もない在庫が占領しているのは、それはバカらしいです。

売上に関係するものを計画的に配備する。

またの機会に、在庫の場所提供がどれだけ大事かっていう事も書いていこうかと思います。

とにかく、いらないなら「売る」か「捨てる」。スッキリしましょう。

棚卸はなぜ必要になってくるのか?

次に、在庫金額を調べる「棚卸」についてです。

なぜ、棚卸が必要になってくるかというのは、わかってるかと思いますが、一応書かせてもらうと「在庫商品の数字化の為」です。

在庫を数字にするとは、会社には結佐に当たって、損益を計算しないといけません。

その為には、在庫金額の確定作業は必須。

期末には会社がもっている棚卸資産の内訳と金額を確定しないといけません。

金額確定に当たっては、期末に残った在庫を1個当たり単価いくらみたいな感じで計算します。

もちろん、実地棚卸です。

1個2個3個って数えていき、金額を確定していきます。

あと、棚卸が大事になってくる理由として、現状の把握という意味でもやった方がいいです。

普段見れない所が見えるので、汚れがあったり、必要がないものを発見したりと、普段とは違う角度からいろいろみる事が出来ます。

改善の為にも、必ず棚卸の時間をとるようにしていきましょう。

在庫は経営を左右させる要因になる

という事で、今回の記事では「在庫が経営に与える影響」について書いていきました。

数字という観点から、ものすごく経営に影響を与えるので、右往左往する人もいるかと思います。

ずーっと書いてきていますが、やはり計画が大事で、数字上いらないのなら捨てる。

そして、違うものを売っていくというスタンスを大事にしていきましょう。

次回の記事では、【弁当屋の在庫管理】今ある在庫を正確に把握し今後も継続して管理する方法について書いていきます。

リンク張っておきますね。

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