
全国を歩いて弁当の調査をしていたら、何年も時間がかかってしまうので、X(Twitter)で調査をすると、こういう時に便利。
みんさんは、X(Twitter)をやっていますか?
X(Twitter)とは自分から情報を発信したり、みんながつぶやいたコメントを受信ができたりするツールで、全国の人たちと友達にならなくても、検索するだけで情報が手に入ります。
今回の調査対象はX(Twitter上の「安い弁当」です。
果たして、どこまで安い弁当があるのか・・・それは食べたいものなのか。
検証するのも大事な研究材料となります。
高い弁当を販売するにも安い弁当も知らないと作れませんからね。
安い弁当から高い弁当まで全部見て、自分の中に基準を作ることが大事です。
今回の記事では、X(Twitter)上で安い弁当を探して、考察していきます。最後まで読んでくださいね。
・全国の安い弁当に付いて
・弁当の原価
博多駅にある総菜屋さんの400円弁当

三色ご飯に、ハンバーグと何かフライが入っています。
サイドには、漬物と春雨の惣菜が入っています。
この弁当で400円前後。このTwitterをつぶやいている人も、「安い」と表現しているので、満足していることが分かります。
まず、原価を計算をしてみると、ザクっと見て130円前後です。
400円という販売価格なら、原価率は約32%です。原価率は35%以内が理想ですので、弁当屋にとって儲かる商品になっています。
この弁当の良いところは、三色ご飯という手間をかけているところでしょう。
普通なら梅干しをポンっと入れて終了です。
そこを三色を入れているところが素晴らしいポイントです。
そして、極力安い弁当箱を使っているのも素晴らしいです。
この弁当箱は、安いんですが、丈夫で使いやすく盛り付けやすい。
私も使っている弁当箱なのでTwitter上で出会うとは思いませんでした。
それと、良いポイントはまだあります。
それは、販売している場所が博多駅という立地条件です。
普通なら、「立地がいいから高く売ってやるか」って気持ちにもなってしまいますが、400円と買いやすい値段設定をしてくれています。
もっと高く売ればいいのにって思う反面、真面目な経営者がやられているのは間違いないです。
これも、お客様にとってプラスポイントでしょう。
それと、色合いも考えて盛り付けていると私は感じました。
タルタルソースの上に「もみじ」のバランをのせているのが証拠です。
安い弁当なら別にいっかって思うところを、色合いまで考えて盛り付けている。
そういう気配りを感じる弁当です。素晴らしい!
「555円の1kg弁当」と「200円弁当」
パンチがある弁当屋さんを見つけたので紹介します。
しかし、どこにあるかは書いていないのが残念。
555円のお弁当は突っ込みどころがたくさんある弁当です。
写真に写っているのは、おかずのみで、ご飯はどうやら別にあるらしい。
名前も、「1kg弁当」とインパクトが凄すぎ。(弁当の名前が覚えやすい!)
まず、原価計算をしようと思ったんですが、弁当箱の中におかずがパンパンに入っている為、写真では原価計算が困難・・・・ですが、ご飯を入れて250円ぐらいでしょうか。
売値が555円の場合、原価率45%の弁当ですので、まだ許容範囲と言えます。
弁当の名前もインパクトがありますが、弁当の見た目も圧倒的なインパクト。
こんなにご飯を食べたいのか?って、疑問に思うところもありますが、値段を考えると安いというインパクトは残せます。
そして、555円の文字もいいです。
どの弁当も555円!
「この弁当は555円だよ!」って覚えやすいのでお客様の印象に残りやすいと言えます。
もし、このような弁当が作りたい場合、弁当製造でも手間がかかることは忘れてはいけない。
揚げ物だけでも、たくさん入っていますよね。
他にもシュウマイやハンバーグ、よく見ると煮ものも入っています。
手間は半端なくあるので、製造に時間がかかることは間違いありません。
それと、真逆の弁当が200円弁当です。
何だこのシンプルさは。本当に同じ弁当屋の弁当なのか疑問になります。
原価計算をすると、どの弁当も100円以上はかかっていますので、原価率は50%以上になります。
あまり、他のお弁当屋さんの悪いところを言いたくはないが、言った方が皆さんの為にもなるだろうか・・・、勉強になると思うので言ってしまおう。
ハッキリ言って、儲からない弁当です。
あぁ、言ってしまった。
在庫処分で販売する分にはいいかもしれませんが、200円という値段はインパクト大です。
もし、この店が350円の弁当を出そうものなら、「高い!」と言われる可能性もある為、今後の展開にも問題があると言えます。
だったら、先ほどの555円の弁当をガンガン販売していた方がいいと言えます。
京都で一番安い250円弁当
京都のお弁当屋さんは、250円弁当を販売しているようです。
お箸にも「250円弁当」と書いてあるので、基本方針から安く販売する気満々です。
この弁当の凄いところを言うと、エビフライを豪華にも2個も使っているところでしょう。
こういうエビフライって値段が実は結構高くて、弁当に入れると原価率がグッと上がる食材なんです。
それを、ズバッと入れているところがポイントです。
この弁当の原価計算をしてみると、150円ぐらいで出来ています。
よって、250円で販売すると原価率60%。100円しか儲からない弁当です。
私の原価計算の方法がおかしいのでしょうか・・・自信がなくなってしまいますが、きっと150円ぐらいで作られています。
それと、器のサイズが少し大きいんですよね、コレ。
だからご飯もしっかり入りますので、男の人がお客様でもお腹いっぱいになる弁当です。
250円で販売するにはもったいないぐらいのお弁当です。
「もっと、原価を考えた方がいいのでは?」と、余計なお世話を言ってしまいそうですが、このお弁当屋さんの価値観なんでしょうね。
是非、250円で貫いてほしいものです。
安い弁当を参考にするポイント!
安い弁当の中にも、参考になるポイントはたくさんあります。
例えばこんなところは参考になるはずです。
・使っている器
・売り方、見せ方
・ネーミングのキーワード
・使っている食材
・調理方法
今日紹介した弁当は、安く売る為に、安く売る為の努力をしている弁当です。
参考にできるところ吸収して、高い弁当に繋げるのも大事なことです。
特に、ハングリーに売る姿勢は、見習った方が絶対にいいと感じます。
良いか悪いかわからないのですが、どこか崖っぷち感があり、落ちてたまるか!っていう気迫を感じる弁当でした。
弁当の中身も大事ですが、精神も学ぶべきポイントであったと言えます。

















