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売れる弁当は「体に悪い弁当」っていうのは本当?お客様の思考を考察!

売れる弁当になるために

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売れる弁当は?弁当を買う人の思考を考察

今日のテーマは、弁当を買う人の思考についての考察です。

 

お客様の声には

健康志向弁当を毎日食べたいとか

少量でいいから色彩がきれいな弁当がいいとか。

そんな意見をもらうことある。

 

もちろん、お客様の声はとっても大事。

だから、健康志向のお弁当にチャレンジしたことがあります。

今日はそのチャレンジしたときに感じたことを書きたいと思います。

チャレンジした健康弁当は売れたのか?

結果から言いますと、売れないです。

健康なものを求めているお客様でも、買うお弁当は「焼肉弁当」や「生姜焼き弁当」。

実際には、健康志向のお弁当には見向きもしなかった。

 

じゃー、なんでお客様は健康志向のお弁当を食べたいって言ったんでしょうか。

 

私は気が付きました。

 

それは、私たちがお客様に意見を求めるから。

「お客様、どんなお弁当を食べたいですか?」って。

 

そうすると、お客様は日頃想っている事を答えます。

「健康志向のお弁当を食べたい」って。

 

しかし、これは本心ではない

日頃から思っていることを言っただけだ。

 

実際は、脂っこい食べ物超たんぱく質系弁当食べたい

だって、みんな好きでしょ。

からあげとか。

 

せっかくお金を出すのに、好きでもないものを買わないのが消費者の思考です。

お客様のお財布の紐は硬く結んでいる。

欲しいものを目の前にしたときに、その紐は必ず緩む!

 

それは、意識的に食べないとっていう弁当ではなく、

感情的に食べたい!っていうお弁当。

欲望に問いかけた弁当こそ、お客様は買う。

お客様は、体に悪いものを買う?

上記でも書いたが、お客様は

脂っこい食べ物超たんぱく質系弁当買う!

ようするに、体に悪い物を買う

 

実は実験したことがある。

「健康志向のお弁当」と「揚げ物弁当」と並べて販売した結果、

揚げ物弁当の方が速攻でなくなりました。

健康志向のお弁当は・・・残りました。

 

この結果からも、私はお客様が健康志向と口では言っても、いざ、買ってください!ってなると、「好きなものが入っている弁当を買う」っていう結論になりました。

 

なので、お客様が健康志向のお弁当を食べたいって日頃言っていたとしても、それは本心ではなく、

「できればそういう弁当を食べたいよね」っていうことを言っているんだと感じます。

味は?濃い?薄い?

売れる弁当は「濃い味」のお弁当だ!

どぶ付けソースとかお客様は大好きだ。

それに香辛料たっぷりの揚げ物も大好き。

とにかく、味が濃い食品を好んで食べる傾向があると感じる。

 

逆に、いつも濃い味のお弁当を出していた私が「薄い味」のお弁当を出したら、

味がない!」って怒られました。

私のお弁当のイメージが「濃い味」って付いてしまったからかもしれませんが、売れなかった。

 

それに、お弁当は冷めると味が薄く感じるもの。

味を濃く保っておくと、冷めたときにも味は保てる。

そういう理由でも濃く作るってことは意識はしている。

最終的に、利益が上がりやすいのは、健康志向のお弁当ではない

売れないと、利益は残りにくい。

それは、誰でもわかることです。

だから、健康志向のお弁当だけでは、売れる弁当屋にはなれない。

 

確かに、メニューの一部に健康志向のお弁当があってもいい。

それを好んで頼む人もいるでしょう。

ファンになってくれる人も出てくるかもしれない。

 

しかし、お弁当屋自体が「健康志向」で販売してしまうと結果的に失敗するだろう。

それは、絶対的に健康志向のお弁当を買いたい人の数が少ないからだ。

思考はあるが買わない。

これが事実だろう。

 

ただ、高齢者専用のお弁当屋で、医療目的で食べる弁当であったら売れる可能性は十分にあると思う。

そういう人はいるし、お金は惜しまず健康を買うために使う。

まとめ

以上のように、お弁当は健康に悪い弁当が売れると私は思います。

(私の個人的意見ですので、違ったらごめんなさい)

お弁当屋としては、食べてもらって健康になってもらいたいって気持ちももちろんあります。

しかし、そういう弁当を作りたいなら、弁当屋を大きくしてからです。

まずは、お客様に求められるものを作れるようになるところから始めるべきでしょう。

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