三浦和義はモザイク処理をしなかったことで訴訟を起こしている
三浦知良とは、1981年に起きた有名な事件で、ロス疑惑という名前を聞いたことがあると思います。
ウィキペディアでは、ロス疑惑についてこう記述されています。
1981年、当時の妻が米国・カリフォルニア州ロサンゼルスで何者かに銃撃されて意識不明の重体となる事件が発生し、自らも足を撃たれて負傷した。当初マスコミは「悲劇の夫」として三浦を扱い、アメリカ軍の協力を取り付けて妻を日本の病院に移送する際に、妻を乗せた上空のヘリコプターに対して地上から発炎筒で誘導する場面を好意的に報道していた。その後1982年11月に、妻が死亡したことで、この事件の報道は収束することになった。
しかし、1984年に『週刊文春』をはじめとするマスコミにより『保険金目当ての殺人であり、その黒幕である』との報道がなされ(いわゆる「ロス疑惑」)、また三浦自身もテレビなどのメディアに積極的に露出し(逮捕時はテレビ朝日の「独占密着取材」中であった)、ミッキー安川やジミー佐古田などと丁々発止のやりとりを行うなど、その特異なキャラクターが視聴者(読者)の興味を引いたことも相まって、ワイドショーや雑誌、全国紙など日本中のマスコミによる過熱報道が行われた。
前後して1979年から行方不明になっていたフルハムロードの元・取締役だった女性が失踪後、ロサンゼルス郊外で遺体として発見されていた事実が判明。失踪直後に三浦が本人の銀行口座から現金426万円を引き出していたことも判明した。
その結果、マスコミによる三浦の報道がエスカレートし、現在よりも「プライバシーの尊重」の概念が発達していなかった当時の日本のマスコミによって、三浦本人のプライバシーが著しく侵害されただけでなく、マスコミによる住居不法侵入や私信の無断開封などの行為が公然と行われていた。
このことにより、三浦和義はマスコミに対して訴訟を起こすことになる。
日本におけるニュース映像などでは1990年代頃から、被疑者に掛けられた手錠を極力映さないようにし、映った場合もその部分にはモザイク処理などで隠されている。これは、ロス疑惑において三浦和義が「有罪が確定していない、推定無罪の被疑者を晒し者にする」として訴訟を起こしたことがきっかけとなった。
Wikipedia
まとめ
手錠姿は、身体を拘束されているわけです。
それを見たテレビの視聴者などは『この人物は犯罪者だ!』というイメージを持つわけです。
そして、脳裏に植え付けられることになります。
あとあと冤罪だった場合、無罪釈放された時、この映像を見ていた人は犯罪者というイメージが消えないわけです。
つまり、「容疑者の段階」では人権保護の為に、モザイクの処理をテレビ局がわざわざしているわけです。
要するにまとめると、自主規制です。
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