弁当屋の事例で多角化戦略の立案方法を説明すると儲け話になる

B!

事業をある程度成功させると、会計上大きな1本の柱ができますが、1本の柱だけでは不安じゃないですか?

2本、3本と自分を支える事業を起こして安定をさせたいと思うのは誰でも思うことです。でも、多角化は失敗する可能性もあるのでなかなか手を出しにくいですよね。

失敗したくないのは人の心理なので理解できます。

ですので、情報をたくさん集めたもの勝ちになるので、是非この記事も情報の一部としてお使いください。

この記事に書いてあること
・多角化の立案への方法
・弁当屋の多角化戦略の事例
・手っ取り早い多角化の方法
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そもそも、多角化戦略とは

いつも、そもそも論から始まるんですが、多角化戦略を言葉にするとこうなります。

既存の事業領域外に事業を拡大する事

既存の事業領域外という事は、全く専門知識もない分野に足を踏み入れるわけです。ですので、多くの事業者が自分の知らない分野へ飛び込み、失敗する事例が多発。

「やっぱり、多角化なんて無理なんだよなぁ」って話になるわけです。

成功するかどうかは確かに未知数で、予測不可能なところがありますが、失敗するだろうって言うのは、ある程度事前にわかります。失敗を極力取り除き、成功確率を上げる事が、多角化戦略では重要になってきます。

弁当屋事例で説明!多角化戦略の立案方法とは?

弁当屋を多角化する場合、立案方法があるので説明していきます。

「川上と川下の戦略」を取り入れるんですが、弁当屋を分解すると下のようになります。

食品洗浄➔食品カット➔食品加工➔弁当販売➔弁当配達➔消費者

それぞれに役割があり、隣にバトンを渡す感じです。

川上とは、前の事業者の工程を自社に取り込むこと

川下とは、後ろの業者、又は顧客のする一番最初の工程を取り込む事

弁当屋の場合、川上に行くと食品洗浄の前は食品仕入れなどの「問屋」「市場」「農家」などが見えてきます。

川下に行くと、弁当配達後の集金作業や支援活動などお客様に近いお仕事になってきます。

弁当屋は、実はかなり幅を持っているお仕事で、食品カットもすれば、食品加工もするし、販売、配送と総合的に網羅した事業となっています。

既に、取り込んでいる一つの事業となっているわけですね。

じゃぁ、もう多角化出来ないじゃんって思うかもしれませんが、そうでもないんです。

事業の川上と川下に行って、取り込む事で新しい事業体が出来てくるわけです。

問屋をしながら、弁当屋をやれるという経営者も出てくるかもしれないし、もっと先の、市場を売りにした弁当屋も出てくるかもしれない。そうやって、事業に取り込むことによって多角化が出来ます。

弁当屋の多角化戦略!参考事例

弁当屋の先頭を走っている企業は、弁当だけ売っていません。

その事例をご紹介したいと思います。

弁当屋の多角化戦略事例 介護事業

川下に行けば、お客様に近いお仕事で弁当屋をしながら「デイサービス」や「老人介護施設の運営」なども手掛けている弁当屋も多数あります。

結構、多いのが弁当屋をやりながら介護食を作る会社です。

ですので、介護食作れるなら介護施設つくちゃえっていう考えなんでしょうね。

食事が売りの介護施設ができると言うわけです。

弁当屋の多角化戦略事例 漬物や総菜を作る事業者

弁当屋は食品加工ができるので、総菜業を同時にやったり、佃煮作ったり、漬物を作って販売したりしています。

もちろん、その惣菜や漬物は弁当の中に入れます。

売りにできるし、販売もできる商品を作ることができるのも弁当屋ならではです。

ただし、この場合、飲食店営業許可だけでなく、総菜業の許可も必要になるので、保健所に問い合わせしましょう。

弁当屋の多角化戦略事例 メニュー会社を作る事業者

日替わり弁当のみの弁当屋がよく使うのがメニュー作成会社作った献立です。メニュー作成会社を細かく言うと、献立を作り、写真を撮り、印刷して、メニューをお届けする会社です。

弁当屋を長くやっていると「献立」「写真」「チラシ印刷」「メニュー作成」これぐらいは出来るようになります。

ですので、経験が少しあるならメニュー作成会社が出来ます!

メニュー会社は、弁当会社に契約料と印刷物代で請求を出すわけですが、実は印刷物で儲けていたりします。契約料は5万とか3万です。1部50円で販売するけど、大量に印刷するので10円ぐらいしか印刷原価はかからないです。ということは、40円儲かるわけです。弁当屋の抱えているお客様の数だけ印刷の注文が来るんですよ。

「うちのお客様、5000いるから5000部ください」って話になると

5000部×40円=20万。

印刷はプリントパックさんなどの印刷会社にやってもらって、お届けしてもらえば、ほとんど原価もかからず20万手に入れれるわけです。

これぞ、弁当屋の最高の多角化だなぁって思っています。

多角化戦略で一番安全な方法

ここまで、いろいろ説明しましたが、多角化戦略で一番安全な道はフランチャイズに加盟する事です。フランチャイズは、弁当店だけではなく、ラーメン屋、清掃屋、買取ビジネスなど、幅広い業種があり、自分に合った事業が見つかるかも。

約140社のフランチャイズを掲載しているフランチャイズの窓口

学習塾やコンビニをはじめとした業態ごとのカテゴリーや人気ランキングなど 各種コンテンツをご用意しているフランチャイズ比較160

『知る人ぞ知る会社』から『超人気会社』 まで、バラエティ豊かにご紹介している【フランチャイズサポ─ト】

などなど。

事業多角化を目指しているならチェックしてみるのも、視野が広がるかと思います。資料請求は全部無料です。

ちなみに、加盟する際に大事なのが、加盟しているオーナーの声を聞くことです。フランチャイズ本部は、いい事しか言いません。悪い事を自分から言うわけがないです。加盟してほしいばかりですからね。現状のオーナーの話を聞くことで判断をすることが出来るわけです。できれば、上位成績の経営者と下位成績の経営者の話を聞けるといいですよね。それと、どんなフランチャイズが流行しているのかも知る必要があります。得意分野が儲かる事業になるとは限りません。より、将来的に儲かる可能性がある事業を探すことも大事です。その為には、フランチャイズを比較することが大事です。

多角化戦略を考えると儲け話になる

結局、多角化戦略を考えると儲け話になってしまうんですよね。最初の出だしは「安定が欲しい」だけど、その為には「儲けないといけない」ので、どうやって儲かるかを真剣に考えるわけです。

多角化=儲ける

こうじゃないといけないんです。私も昔こんなことをTwitterでツイートしています。

その為には、「情報収集」が第一、そして「慢心」を無くし、データを分析して「思い込み」を無くす。

儲けてなんぼのこの世界。綺麗なお金と汚いお金、そんな区別をしている人間はバカを見ます。是非、自慢できるぐらいお金儲けをしましょう。

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