みなさんは家の近所にはほっともっとがありますか?
私が住んでいる町内には、なんと、ほっともっとが2軒もあり、弁当屋には困らない状態です。どちらも、綺麗な店舗で駐車場が広い為、入りやすい店構えとなっています。最近のコンビニの駐車場の広さを見ても、店舗型の店の場合、駐車場の広さが大事なんだなぁって、ほっともっとを見ると感じます。
さて、そんなほっともっと。店舗型の弁当屋ですが、実は宅配もしてくれるサービスもあるんです!知ってましたか?
これで、お客様もほっともっとの弁当を買いに行く手間が省けるというものです。
お客様からしたら、とても便利なサービス
しかし、なぜ店舗型のほっともっとが宅配をするのでしょうか。
店舗の売り上げが少ないからでしょうか?
それとも、欲張ってもっと弁当の注文が欲しいからでしょうか?
不思議ですよね。店舗型の弁当屋なら宅配は専門外って思いますよね?ここに、弁当屋の未来のヒントがあります。
今回の記事では、ほっともっとの「宅配」を考察して、弁当屋の未来の形を考えていきます。
この記事に書いてあること
・ほっともっとが宅配する理由
この記事で分かる事
・ほっともっとのFCユニット制度について
・ユニットFC制度のメリット・デメリット
目次
ほっともっとが弁当を「宅配」する理由
ほっともっとが弁当を配達をする理由は、売上が少ない店舗をアシストする為でしょう。お客様の為ではなく、自分たちの為にあるシステムと言えます(笑)
もちろん、いいんですよ。自分たちが作ったシステムですので自分たちが都合がよく使わなかったらシステムの無駄だし、宅配はお客様にとって都合がいいです。誰が見ても便利なサービスですから。
店によって、宅配をしないという事実
しかし、どうやら店ごとに配達をする店としない店があるようです。
この事実は、携帯で確認ができます。ほっともっとのサイトにネット注文サービスというページがあり、このページから、「お店でお受け取り」か「おうちや職場へお届け」が選べます。
「おうちや職場へお届け」を選択して、試しに自分が住んでいる住所を入力してみると・・・なんと「大変申し訳ございません。ご指定の住所へお届け可能な店舗はございませんでした。」と表示されるんです。先ほども言いましたが、私が住んでいる町内には2軒もあるにもかかわらずです。
まぁ、当たり前と言えば当たり前です。売上が高い店は、別に宅配をする必要がないんです。店舗に来てくれるお客様だけで自分たちの売り上げを確保できている証拠。そこまで売上を追わなくてもいいんでしょう。
「売上が少ない店舗は宅配する」は正論。宅配には力がある。
そう考えると答えは、自然と出てきます。要するに、売上が少ない店舗は宅配をしないといけないということです。
蕎麦屋が出前をする原理と同じです。蕎麦屋は、一日で○○個販売すれば儲けは、コレ!って決まって商売をします。ですので、蕎麦を売るノルマをクリアするために、配達をするわけで、弁当屋も弁当販売のノルマがあるわけです。出前をすれば、届けるという付加価値が付くので、お客様も買いやすいので便利です。
しかも、ほっともっとは店舗の集合体で出来ています。フランチャイズの店舗もかなりの数があるので、オーナーが各地に点在している状態です。そのオーナーたちの売上をアシストしてあげないといけない役割があるのは、本部です。
フランチャイズをススメておいて、売上が少なかったら「話が違う!」って思いませんか?その為に、「宅配をして売上の確保ができるよ」って言いたいんでしょう。
でも、本当に、宅配で売上確保できるのかよ!って思われるかもしれませんが、実際に売上は上がるでしょう。それほど、「宅配」には力があります。
みなさんは、「弁当+配達」のGoogleの検索件数を知っていますか?月に3600回です。地名を入れたら、もっと多くの検索件数が見込めます。(「ほっともっと」というキーワードは、月/120万回。)お客様は配達を探しているんです。
これは事実で、配達には力があるんです。
ネットの注文システムの告知強化がこれからのポイント!
しかしながら、ネットで弁当予約して「お店でお受け取り」サービスは、時間指定もできる為、ものすごく便利だと思います。よく、ほっともっとで弁当を買うと弁当作成に時間がかかり、当然長い時間待つことになります。しかも、人気がある為、長蛇の列。
けど、そんな待ち時間が必要ない「お店でお受け取り」サービスは便利と言えます。
ネット注文配達をなくしても「お店でお受け取り」を強化するべきだと私は感じます。ものすごく使いやすいし、携帯でも見やすい。お店にお弁当を受け取りに行かないといけませんが、それでも、お客様からは重宝されるシステムとなっているでしょう。
システムを作るって、莫大な金額が必要
弁当受注システムについて、もう一つ言わせていただくと、
普通の弁当屋には開発はできない
ということです。なんせ、莫大なシステム制作費用が必要ですから、普通の弁当屋には作れないでしょう。ほっともっとだからシステム開発が出来たと言えます。
そして、もっとすごいのが、フランチャイズに加盟すると弁当受注システムを普通に使えてしまうところでしょう。
何千万とするシステムを、加盟料だけで使えるなんて・・・うらやましいです。普通では出来ない事を、フランチャイズするだけで出来てしまう。便利な時代になったなぁって思います。
良いシステムなので、告知強化をするべき
しかしながら、こんな弁当屋の私でも「ほっともっとのネット注文」は使ったことがありません。(まぁ、弁当屋なので弁当は自分で作るから当たり前か・・・。)
実は、私の周りの人は一度も使ったことがないんです。こんなに良いシステムなのにです。
もったいない話です。
弁当屋の私が言うから間違いないんですが、本当に使いやすい便利なシステムで、携帯電話の画面にも対応しているし、何よりシンプルで誰でも使える仕様になっています。
あとは、ガンガン告知をするべきですが、まだまだ足りないんでしょう。よって、告知の強化は必要だと感じます。
ほっともっとから考える弁当屋の未来
ほっともっとを見ていると、今まであった弁当屋達を土台にして弁当業界を進化させせているとものすごく感じます。
弁当の受注システムも、完璧に作り上げている。
フランチャイズ化を着実に全国に増やしている。
弁当業界全体の総売上が上昇しているのもうなずけます。ほっともっとを見ているともっとすごい未来を見せてくれるような気がします。
本当にドラえもんのような世界が実現する気がします。
例えば、ドローンで宅配とか、弁当の営業はAIとか、調理するのはロボットとか。すいません、現実的ではありませんね。ここまで読んでくださった方ごめんなさい。私が考える未来はこれぐらいです。
しかし、当たらずとも遠からずだと思います。未来は本当に無限です。
誰もが、「無理だろ~」って思った事が実現しているんです。ドローンの技術は本当に進化していて、配達ドローンの開発は進んでいます。弁当の営業は、ネットさまざまな媒体を使いAIが主流になっていきます。調理ロボットは、実はもう開発されていたりします。どこかの弁当屋はロボットで盛付けをしています。
未来の弁当屋はすぐそこにあります。
特に、ドローンの配達は現実味を帯びています。もし、ほっともっとがドローンを使って配達をし始めたら、最高と思いませんか?後は対応できる自分たちでいるかどうかです。
この記事で分かる事
・ほっともっとのFCユニット制度について
・ユニットFC制度のメリット・デメリット
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