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安部首相が掲げる新しい生活様式に飲食店は対応できるのか?

こんにちは!

なおです。

安倍首相が5月4日に新型コロナ感染拡大を防ぐために、中長期的な対策として「新しい生活様式」を発表され、実践例も提言している。このことによって、飲食店のあり方は大きく変わるかもしれない。

「安部首相がいうことなんて関係ない!自分のスタイルでやっていくんだ!」って思える人ならいいのですが、「本当にこのままでいいのかなぁ」って思う人も多いはずです。

今回の記事では、「新しい生活様式」に関係してくる飲食店が今後対応ができるのかを考えていきたいと思います。

最後まで読んでね。

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安部首相が掲げる「新しい生活様式」の実践例とは・・・

安部首相が新型コロナ対策として「新しい生活様式」として言われた実践例を言われました。それが次の事です。

「新しい生活様式」の実践例
(1)一人ひとりの基本的感染対策
(2)日常生活を営む上での基本的生活様式
(3)日常生活の各場面別の生活様式
(4)働き方の新しいスタイル持ち帰りや出前、デリバリーも

一見、飲食店には関係ないじゃん、って思うかもしれませんが「(3)日常生活の各場面別の生活様式」の中で食事の事が言われています。

「(3)日常生活の各場面別の生活様式」 - 食事
  • 持ち帰りや出前、デリバリーも
  • 屋外空間で気持ちよく
  • 大皿は避けて、料理は個々に
  • 対面ではなく横並びで座ろう
  • 料理に集中、おしゃべりは控えめに
  • お酌、グラスやお猪口の回し飲みは避けて

これらは、すべて自宅も含めて日本全国の人間の食事の場面において推奨されているわけです。

飲食店はこれを見て「飲食もうダメじゃん」って思うかもしれません。中を見ていきましょう。考えてみましょう。

新しい生活様式に飲食店は対応できるのか?

この生活様式は、日本国民に根付くのかと考えると、「半々」だと感じます。

要するに、対応できるところと出来ない所があると私は考えます。

農林水産省が出している「家族との供食について」というデータがあります。

これは、家族と同居しているものに、家族と一緒に朝食と夕食を食べる頻度に聞いたデータで、その中にこんな一文があります。

『夕食』を家族と一緒に食べる頻度について,「ほとんど毎日」と回答した者の割合が64.0%,「週に4~5日」と回答した者の割合が10.7%,「週に2~3日」と回答した者の割合が13.5%,「週に1日程度」と回答した者の割合が4.3%,「ほとんどない」と回答した者の割合が7.3%となっている。

夕食を一緒に食べている頻度は「ほとんど毎日」と言っている人が64%もいるわけで、その中で、一言もしゃべらずにご飯を食べられるだろうか。ハッキリ言って無理だし、現実的ではない。

この家族が飲食店に行った時にも、対面ではなく横並びで座ろうってなるだろうか。普通に変ですし、文化として受け入れられないと感じます。

お客様からの視点に立っても受け入れにくい状況だと感じますが、飲食店側から見ても、横並びに席を並べるという店の作りをするべきでしょうか。確かに、横並びにして、空間などを関係なく店づくりしたら、客席数は増えるかもしれません。でも、食事としての空間という感覚はなく、馬小屋のように食事になってしまうわけで、人間がする食事の方法としては、成り立っていない状況になると感じます。

それに、飲食店が大皿を避けて、料理を個々に出してら、洗う皿の数はものすごく増えます。水道光熱費も上昇するし、洗う人や片付ける人の人件費もかさみます。ランニングコストが増えるので、利益を守り為に、料理の値段を上げますか?たぶん、値上げはしたくありませんよね?客足も考えると値上げは厳しい。特に、居酒屋さんなんかはこれが言えるのではないでしょうか。それに、お客様の目線から言っても大皿で注文した方が「おおっ」って生ります。小皿でちょびちょび出されても、迫力ある料理にはならないと感じます。

今回の安倍首相が提言している「新しい生活様式」は、飲食店にとって難しいものだとしかいいようがないです。

飲食店「新しい生活様式」に取り入れられるものは?

ただ、「持ち帰りや出前、デリバリー」に関しては、これからは主流な方法となってくるのは間違いない。

「持ち帰りや出前、デリバリー」は生活様式として取り入れられているわけです。

飲食のデリバリーを専門とした業者が増えているのが大きな理由。昔から「販売とデリバリー」をセットにしてネット販売している会社はいましたが、ここまでの勢いはありませんでした。世界の状況は、デリバリーの風に乗っています。アプリでダウンロードするだけで、スマホで注文ができる。ウーバーイーツや楽天デリバリーなんかがそれです。

登録するだけで、飲食店側は使えるし、お客様側は、ポチってするだけで買える状況が作られてる環境が高速で広まっていると言えるでしょう。もちろん、誰が持ってきたかわからない料理は食べられないっていう人もいるかとは思いますが、その他大勢の人はデリバリーやテイクアウトはこれからも使おう!っていう気持ちになっています。これに関しては、自粛期間中のデリバリー利用率71%!しかし、コロナ終息後は・・・で書いていますので読んでみてください。

安部首相が掲げる新しい生活様式がすべてではない

はい。まとめを書きますね。

今回、安倍首相は新しい生活様式をやっていきましょう!と、中長期的な実用例を掲げましたが、取り入れるか取り入れないかは、自分次第です。

もしかしらた、「横並びの席にしたら、効率が上がりますよ」っていう仕組みを持ってくる業者もいるかもしれません。確かに、考慮する事案かもしれませんが、やっぱり大事になるのが「自分がどうしたいか」というところでしょう。

この世界は自分自身でしかコントロールができない世界。自分の想像を超える創造は出来ないと私は思います。

知る事から始まると思いますので、飲食店のデリバリーについて関連記事を貼り付けておきますね!

飲食店の切り札はテイクアウトとデリバリー!新たな許可は必要か?

【飲食店向け】デリバリーの方法を配達専門弁当屋が発信します!

今回は以上です。

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