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【弁当屋の衛生管理】食中毒予防は、トイレから!弁当屋のトイレ掃除方法!

弁当屋の衛生管理で一番肝になるのは、トイレかな。

結論から言いますと、ノロウイルスが怖いのでトイレ掃除が肝だと私は主張をしたいと思います。

確かに、他にも黄色ブドウ球菌とか他の食中毒もありますが、今回はトイレがマジで怖いので、ビビってる私の予防方法などを書いていきます。

では、いってみましょう!

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弁当屋が衛生管理を徹底する理由とは

弁当屋がなぜ衛生管理を徹底するのかというと理由は3つある。

衛生管理をする理由
・お客さんの立場なら汚い店でご飯を食べたくないから
・汚い店で仕事をしたくないから
・食中毒がない環境作るをする為
お客さんの目線から言って、汚い店でご飯は食べたくないでしょう。従業員の目線から言うと汚い店で仕事はしたくない。
汚い店からは、消毒が間に合ってないので食中毒の危険性が高まる。
こんな感じだと思うので、掃除は欠かせないですね。

私が危険視している食中毒菌とは?トイレ掃除を行うべき理由

私が毎日する食中毒予防は、トイレ掃除

トイレこそ、悪の根源!と言わんばかりにトイレ磨いてます(笑)

トイレ掃除は食中毒予防に絶対になる。

危険なのは、ノロウイルス。私が危険視しているのはノロウイルスです。

これはみなさんご承知の通りだと思いますが、食中毒の原因となり大変危険です。

ノロウイルスは、人間の小腸上皮細胞のみで増殖します。

小腸で増殖したノロウイルス菌は、人間の外へ出ようとします。

人間の下痢便、人の嘔吐物を出すところ、すなわちトイレっが発生場所になる可能性が高いわけです。

よって、トイレの掃除が大事というわけですね。

理論的には、こんな感じでノロウイルス対策はトイレだよってことです。

トイレ掃除方法!食中毒予防はトイレから!

ノロウイルスは過酷な環境でも生き抜くことができる、非常に生命力がある菌です。

でも、不死身ではない

対策を行えば、殺菌できます。

対策と言えば、次亜塩素酸ナトリウムが有効的。

「ブリーチ」や「ハイター」と言った商品名の方が聞きなれているかも。

この次亜塩素酸ナトリウムを使えば、ノロウイルスも死滅します。

次亜塩素酸ナトリウムの希釈一覧

次亜塩素ナトリウムを使った消毒液の作り方を説明します。

消毒液を約3L作成するときの方法です。

希釈濃度は次の通りです。

※次亜塩素酸濃度は商品によって違います。下の表は、濃度5~6%のブリーチ参照。

作りたい濃度 作成
希釈倍率 原液
汚れたトイレ・床

0.1%

(1000ppm)

60倍 50mL 3L
まな板・ふきん

0.05%

(500ppm)

120倍 25mL 3L
汚れた衣類・清掃

0.02%

(200ppm)

300倍 10mL  3L

トイレ掃除で最初にすることは?

まず最初にトイレ掃除でするは・・・

次亜塩素酸ナトリウムの消毒液、希釈濃度60%をトイレ全体にぶちまけます

もちろん、トイレが乾いた状態でぶちまけます。

水があると、希釈濃度が低下してしまいます。

まず水分がない状態で、消毒液をトイレ全体にかけていきます。

もちろん、この状態では消毒しただけなので、臭いはプールですが、見た目は綺麗になっていません。

ぶちまけた後にすることは?

消毒液をぶちまけた後は、トイレのスリッパを殺菌します

実は、トイレのスリッパはとっても危険。

トイレ内で何を踏んでいるかわかりませんからね。

トイレのスリッパで食中毒の事故が発生した記事も見たことがあります。

なので、確実に殺菌対象です。

トイレで使うスリッパは、消毒ができるもの。ゴム製がいいです。

こんなようなの。

サンダルごと、次亜塩素酸ナトリウムで作った消毒液を入れて殺菌します。

殺菌した後は、天日干し。

これで、きれいさっぱりです。

干すのに時間がかかるので、私は2回分のスリッパを用意して使いまわしをしています。

 

追記

もし、キッチンで使う靴でそのままトイレに入っていたら、菌はキッチン中にまき散らすことになります。

トイレのスリッパでの食中毒の事例もありますので、絶対にトイレ用のサンダルを用意して履き替えるようにしてください。

それから、普通にトイレ掃除をしていく。

ここからやっと、普通のトイレ掃除が始まります。

洗剤で床を擦って、便器を綺麗にして。

水をかけてって。

本当に普通の掃除。

使う道具はこれかな。

この洗剤を使ってます。洗剤に粘り気があって私はなんか洗いやすい気がしています。


こちらは便器拭く時に使うやつですね。これ除菌が出来るので大事だと思っています。

トイレ掃除の最後にすること

トイレ掃除の最後は、ドアノブやトイレの流すノブなどの消毒と殺菌です。

これも、本当に大事です。

ノロウイルスのついた手で、ドアノブ触ったらトイレを使う人全員に感染してしまうでしょう。

 

もっと言うと、ドアノブや流すノブは、事業所で働いているすべての人が触る可能性があります。

ということは感染拡大の可能性があるってことです。

ノブは危険です。滅菌して可能性を断ちましょう。

なので、確実にノロウイルスを殺菌するために、ドアノブやハンドルを次亜塩素酸ナトリウムで拭き掃除をしましょう。

弁当屋の清掃はトイレから始まるよ。みんなで便器をピカピカに!

以上のように、トイレを掃除はいろいろとやり方があるのが分かったと思います。

清掃1つでリスクは激減します。上記のようにやれば誰でもできる食中毒予防方法です。

もっと言うと

その事業所の人たち全員がトイレの使い方、清掃の方法を共有してやっているかという、

共通の意識があるかないかでは大違いなので、意識統一もしていきましょう。

誰でも使う場所です。

誰か一人でもマナー違反をしたら、事業所全体の信用問題にもなります。

もしですよ、ノロウイルスの感染が疑われる人が、トイレで嘔吐し、そのまま放置して、次の人が使ってしまったら・・・・。

ノロウイルスは確実に感染拡大していき、リスクが高くなります。

 

ですので、清掃方法やトイレの使用方法を、手順化(マニュアル)しましょう。そして、定期的に知識の共有の為に、簡単なミーティングでもいい。

朝礼でもいい。

トイレについて話をするべきでしょう。

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