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見栄えが劇的に変化させる弁当技法!俵おにぎりで映えをアップ!

普通にご飯盛付けるより圧倒的に見栄えが良くなる「俵おにぎり」。

これを弁当にしたときに「幕ノ内弁当」とか言われて誰もが知っている弁当の名前だったりします。

なんかご飯の所がパッとしないなぁって思う方はぜひ俵おにぎりにしてみましょう!劇的に弁当が変わるよ~!

うんちくも交えながら俵おにぎりのすばらしさを伝えていこうかと思います。

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関西の主流だったおにぎり形が「俵おにぎり」だった

まず俵おにぎりとを説明すると天下の台所の大阪に行き着く。今では三角の形がコンビニなどで多く売られているが、数十年前まで大阪では俵型が普通だったという。

私は中部圏の人間なので知らなかったのですが、「子供の頃に母が作るおにぎりは俵型だった。三角形は見たことがない。という声さえ聞こえてくるほどだ。

なぜ、俵型のおにぎりが主流だったのかというと、江戸時代にさかのぼる。町人文化が栄えてげきを見ながら「幕ノ内弁当を食す」というのが流行だった。大阪商人の商売が垣間見えます。

流行を作り商売を成功させる。

食べやすい俵型のおにぎりは弁当箱にもピッタリサイズで箸で持ちやすく、すんなりと文化として定着したのではないかと思います。

流行を作り出す力は、江戸時代でも現代でも一緒という事ですね。

ということで、俵おにぎりとは、関西のおにぎりの「形」ってことになります。

俵おにぎりが弁当の見栄えを激的に変化させる理由を考察

幕ノ内弁当ってなんで美味そうに見えるんですかね。

煮物・焼き魚、卵焼き。普通に弁当の中に入っているものばかり。

普通の弁当との違いは、「ご飯」のパーツが「俵おにぎり」になってるところ。

「ご飯」➔「俵おにぎり」

にするだけで、見栄えも劇的に変化を生みます。

理由を考えると、3つあるかなぁっと私なりに思っています。(私の勝手な意見ですが)

①俵型が見たときに心に引っ掛かる

②弁当を食べる人が手間を勝手に想像する

③俵の形は心を癒す

 

まず、「①の俵型が見たときに心に引っ掛かる」というのですが、これは心のトリック。

人は見たものを瞬時に判断する「癖」があります。

ほとんど無意識のうちなんですが、目で次々と判断している。

これは、私が昔スーパーで八百屋をしていた時の話なんですが、あえて売場をボコっと出したり、引っ込めたりと人の動線にアクセントをつける事で「心に引っ掛かるもの」を作り出して売る事をしていました。

八百屋の師匠が教えてくれた方法なんですが、やっぱりボコボコした売り場は目にとまるわけです。

弁当も同じで、ご飯の所を普通に盛ると塩ゴマふったり、梅干し入れてアクセントを入れたりするんですが、形が違う俵おにぎりはやっぱりアクセントが強いので、見た時に心に引っ掛かると私は思います。

で、次に「②弁当を食べる人が手間を勝手に想像する」ですが、これも人の心理。

心の中で費用対効果を考えるんですよね。

「これ、めっちゃ手間かかってない?」と思わせたら、買ってくれる確率は上がります。

幕の内弁当はいろんなものが入っている時点で手間がかかっているのは想像つくと思います。そのうえで、ご飯のところまで俵おにぎり!!ってなると、おーっと思うわけです。

で、心の中で費用対効果の計算がされて、「買いだな」って思わせたら「成功」です。

 

そして、3つ目「③俵の形は心を癒す」は私の勝手な思い込みかもしれませんが、俵の形は人の心を癒す効果があるのではと私は思います。

というか、癒し効果は抜群だと思います。

俵って、「成果の形」だと思いませんか?

稲を植えて、育てて、稲穂が出来て、俵になるわけで、人の心に安心感を与える圧倒的な成果の形だと思うんです。

昔の人の遺伝子を受け継いで今の私たちは日本人はいるわけで、「俵の形」は「安心感」という認識を受け継いでいると思います。

まぁ、推測ですけどね。

というわけで、私の偏見を入れながら俵おにぎりが弁当を激的に変化させる理由を考察してみました。

買う側の気持ちを考察。俵おにぎり弁当の利点とは?

弁当を作って売る人限定のお話にはなるんですが、俵おにぎり弁当(幕ノ内弁当)を買う側の気持ちを考えていこうかと思います。

まず、ごはんを俵型にすることで、「一口サイズで食べられる」という事が言えます。

これは、何かしながら食べたい人にはありがたい事です。

冒頭の方でもお話しましたが、俵おにぎりの始まりは、劇を見ながら食べられる食事だったことです。

見ながら食す。

これが、俵おにぎりの最大の利点だと言えます。

だから、他にも幕の内弁当は一口で食べられるものがわんさか入っているわけで。

俵おにぎりの利点はそんなところかなぁって思います。

弁当屋さん推奨の俵おにぎり弁当の押し型とは

弁当屋さんが俵おにぎり弁当を作る時は俵型おにぎりの押し型を使います。

10食程度の幕の内弁当なら、この押し型で十分です。

 

100食作るぞ!って言う人にはこちらの押し型ですかね。

 

こういう押し型使えばたくさん作れます。

 

俵おにぎりも時代に合わせて、具も進化しないといけないかも。

本で研究しましょう。

ほとんど、商品のインスピレーションは本からもらってますね。





俵おにぎり弁当で映えをアップさせよう!

ということで、俵おにぎりで弁当の見栄えは飛躍的にアップさせることが出来ます。

作るのは少し手間ですが、見栄えアップさせたいなら、「あり」の技です。

是非、やってみてくださいね。

ご飯研究するだけでも見栄えアップするので試してみてね!

 

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