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弁当屋の経費はどれぐらいが正しいの?重くのしかかるものとは?

弁当屋をやり始めて15年の@なおです。

 

弁当屋の経費ってどれぐらいが正しいの?

重くのしかかる経費って何があるの?

 

こんな疑問に答えていこうと思います。

最後まで読んでいただければ、弁当屋の経費が理解できると思いますので、最後まで読んでね!

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弁当屋の経費とは何があるのか?

弁当屋の経費には、以下の5つが主なものだと言えます。

人件費

地代家賃

水道光熱費 

宣伝広告費

雑費

意外に雑費に苦しめられるので、そこのところも今回は書いていこうと思います。

弁当屋の経費はどれぐらいが正しいのか?

弁当屋の経費はどれぐらいが正しいのかというと、比率で言うとこんな感じです。

材料費 35%~45%

人件費 25%~35%

地代家賃 10%

水道光熱費 5%

宣伝広告費 5%

雑費 3%

その他 10%

弁当屋の人件費について

特に弁当屋の経費で大きいな比重があるのが人件費で、人件費率(人件費÷売上)で考えると25%~35%が適正な範囲と言えます。

100万の売上がある場合、25万~35万が適正と言えますが、売上が下がったり、人を使いすぎたりすると一気に変動していくので気を付けるべき経費だと言えます。

弁当屋の人件費率

弁当屋の人件費率は、25%~35%が適正。

ただ、人件費を下げれば儲かる仕組みになるとは言い切れません。

その事については、弁当屋の人件費率!人件費率を下げれば「儲かる」は嘘の理由!という記事で書いていますので読んでみてください。

個別の仕事が多いのでパートさんを積極的に使おう!

弁当屋は、仕込み、洗い物、弁当の盛付け、経理など、さまざまな仕事に分かれて仕事をしていきますので、全部一人でやろうと思うと時間が足りない状態に陥ります。

ですので、「仕込みにパートさんを使おう」とか「洗い物でパートさんを使おう」とか個別でパートさんを使っていくと、自分も楽になるし、人件費を抑えて運営をすることも出来てきます。

パートさんの使い方に関しては、弁当屋はパートさんの雇用が多い3つの理由。女性はすごい戦力になる!に書いていますので、読んでみてください。

弁当屋の仕事は主婦にピッタリ!

弁当屋の仕事は、主婦にピッタリの仕事だと私は思っていて、例えば仕込みでも3時間ぐらいあれば出来てしまうような仕事です。

主婦側は、時間を区切って仕事をしたいと思う人も多いので、弁当屋は最適な時間環境があると言えます。

弁当屋は水回りの仕事ですので、女性が日常的に家庭でやっている事の延長線で出来る仕事でもあります。

ですので、主婦にはピッタリな仕事だと言えるので、パートさんを探すときは主婦狙いにした方がいいかと思います。

弁当屋の人件費を減らす方法論

弁当屋の人件費を減らす方法は、売上を上げて効率的に人を動かすことだと言えます。

という事は、弁当の食数をどんどん増やしていき、効率的に弁当を作らないといけないってことになります。

参考になるかわかりませんが、弁当屋の第一線で戦っている玉子屋の驚愕のビジネスモデル!成功の理由はコレだ!という記事を書いています。

弁当屋の効率化させた姿が見れるので参考になるかと思います。

弁当屋の地代家賃について

弁当屋の地代家賃は、売上に対して10%ぐらいが適正と言えます。

売上100万の場合は、10万の地代家賃が適正ということです。

弁当屋の土地について書いてみようと思います。弁当屋を既にやっている人は参考にならないかもしれませんので、飛ばして読んでください。

どんな弁当屋を作るかで、土地は変わる

弁当屋の土地は、店舗型の場合は、人通りの多い土地でやりましょう。

人がいなかったら、誰も買ってもくれないし、告知しても誰も来てくれません。

店舗まで来てくれないと、買ってくれないわけですので、店舗型の弁当屋の場合は土地選びが大事になってきます。

対極的に、配達型の弁当屋は、土地選びはそこまで慎重になる事はありません。

どちらかと言えば、工場地帯などで弁当屋を開いた方がいいぐらいです。

弁当を買ってくれるお客様まで30分で行ければ、大丈夫な距離です。

この事については、【飲食店向け】デリバリーの方法を配達専門弁当屋が発信します!でも書いてますので読んでみてください。

弁当屋の水道光熱費について

弁当屋の水道光熱費は、5%ぐらい。

売上100万円で、5万ぐらいが適正です。

水道光熱費を減らす方法

水道光熱費を減らす方法は、コマメに消すっていう幼稚園でも知っているほうほうです。

当たり前すぎますね。

ただ、古くなった設備の建物の場合、水道管とか錆びついて水漏れしている可能性とかもあるので、水道料金の推移をチェックしておく必要はあります。

「こんなに使ったっけなぁ」って思う場合は、水漏れの可能性もあるので、早目に対処しましょう。

弁当屋の宣伝広告費

弁当屋の宣伝広告費は、5%ぐらいが適正だと言えます。

売上100万に対して、5万の宣伝広告費というわけです。

宣伝広告費を抑える方法としては、SNSを上手に使うと宣伝広告費が減ります。

上手にSNSを使っているキッチンDIVEについて記事を書いています。

キッチンDIVEの戦略から学ぶ!弁当屋SNS集客の考え方!を読んで参考にしてみてください。

弁当屋の雑費について

弁当屋の雑費は意外に多い。

例えば、ゴミ収集代、ユニフォームのクリーニング代など。

適正は、3%以内ぐらいが理想的。

売上100万に対して3万ぐらいが適正ということです。

弁当屋のゴミ代を減らす方法

弁当屋のゴミ収集代を減らす方法は、2つ方法があります。

1つ目は、材料を無駄に使わず、全部弁当に使うってことです。これは、材料費の観点から言っても当たり前ですね。

2つ目が大事で、弁当箱を使い捨てにするとゴミ収集代が減ります。

通い箱の弁当箱の場合は、食べ残しがゴミ代へと変わります。これが、けっこう重たい経費となってきます。

使い捨ての弁当箱を使う場合は、食べ残しもお客様の所で処分されるわけですので、経費削減にもなります。

弁当屋の経費で重くのしかかるものは?

弁当屋で重くのしかかる経費と言えば、材料費!

35%~45%の間が適正かと思われますが、一概に言えないのも材料費です。

「私の店は、45%も材料費を使ってるぜ!」っていう弁当屋ももちろんいて、ボリュームがあったり、すごい食材を使っていたりする弁当もあります。

逆に、「高い値段で販売しているので、35%の材料費」っていうところもあります。

だから、一概に「適正はコレだ!」って言えないのが材料費ですが、弁当屋で重くのしかかる経費なのは間違いありません。

弁当屋の経費まとめ

という事で、今回の記事では弁当屋の経費について書いていきました。

材料費 35%~45%

人件費 25%~35%

地代家賃 10%

水道光熱費 5%

宣伝広告費 5%

雑費 3%

その他 10%

こんなところです。

もちろん、弁当屋の条件によって他の経費も掛かってきますので、そこは計算に入れていきましょう。

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